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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-036「寄生侵略 PARASITE WAR」(日本)

2018年02月07日 01時15分05秒 | 日本映画
残りは5発、そしてそこには5人
 厚生労働省内で極秘裏に地球外生物の研究駆除を行っている部署に隔離されていた地球外生物ミュールが、人体に侵食したまま逃亡。
 女性調査員・大林幸子は怪我した研究員に寄生したミュールを近くの病院に運び込んでしまい、ミュールは病院内で寄生を続けた。病院を封鎖し、人間になりすましたミュールを探す大林。
 脳を捕食し記憶とスキルを奪うミュールとの壮絶な心理戦がはじまる。(「KINENOTE」より)


 元HKT48の多田愛佳主演のSFホラー。

 多田愛佳と言うと、「富江 アンリミテッド」「×(バツ)ゲーム2」などに出演し、いつも酷い目に遭っているなという印象がある。
 果たして本作では。

 その多田愛佳が演じるのは、厚生労働省の職員で、逃げ出した寄生体を確保、駆除するため派遣された大林幸子。

 重傷を追った同僚を病院へ運び込むが、実は彼には〝ミュール〟と呼ばれる地球外生命体が寄生していることが発覚する。

 封鎖された病院の中、幸子はたった一人で寄生体を発見するため、院内に残ったわずかな男女を調べていく。


 封鎖された病院という限られた空間内で、寄生された人間を見つけ出そうとするサスペンス。

 寄生体の姿は見せず、更に寄生された人間がどのようになるのかもハッキリさせないので、その様子からは誰が寄生されているのか判らないし、何となく怪しく感じさせる言動を見せる者もいる。

 しかも連絡を取っていた上司からは、いざという時は残っている者全員を殺せという命令を受ける幸子。

 そんな中で、幸子は寄生体を見つけ出し、駆除できるのか。


 やや緊迫感は弱かったかなという印象。

 寄生体を見つけ出せるかもしれない方法を発見するが、功を奏しない展開。

 しかし、クライマックスには意外な真実が明らかになり、どのように決着するのか期待したが、ラストはまさかの終わり方だったな。

 ちょっと呆気ない終わりで、全体的にも物足りなさを感じるSFホラーだった。

 最後に幸子が放った台詞をそのまま投げたい感じかな。

/5

監督:鳥居康剛
出演:多田愛佳、秦瑞穂、本拡樹、樋口大起、河合美咲、加賀成一
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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