CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-234「霊幻道士Q 大蛇道士の出現!」(中国)

2018年12月06日 11時49分35秒 | 中国映画
その格好、暑くないですか
 キョンシー退治の道士たちは、最近ではキョンシーとは別の化け物退治にも借り出されていた。最近では、道士たちは男たちを惑わす妖艶な女の姿をした蛇の化け物に最も手を焼いていた。
 しかし、その化け物の背後には、さらなる凶悪な呪術の使い手である大蛇道士がいることがわかり。(「KINENOTE」より)


 1985年に日本公開され、大ヒットしたホラー・コメディの最新作。

 近年、「キョンシー」「霊幻道士 こちらキョンシー退治局」など日本でも公開されていたが、それらは亜流作品ということで、本作は正統なるキョンシー映画ということらしい。
 監督のリッキー・リュウは「霊幻道士」1作目から初期の作品の監督にあたっていた人物ということもあってのよう。


 キョンシーを退治していたハオ道士であるが、最近は他の妖怪や、超常現象にも借り出されるようになる。

 そんなハオ道士がシャムから戻ったかつての恋人、ロンを狙った大蛇道士と対決することになる。


 あの有名なキョンシーが飛び跳ねるという画も一応入れているが、ほとんどは法力とカンフーを使った対決に終始している。

 コメディでもあるが、その笑いはあまりシャープな感じではなかったな。

 ハオ道士の弟子であるモンチョイとチュウサムが結構ボケる役柄ではあるが、それも含めてやや笑いのネタが古いという印象。
 いかにも中国、香港映画らしいボケという感じはするが。

 ストーリーも、ロンが狙われる理由、大蛇道士そのものの正体もハッキリさせず、物足りない感じを受けたな。

 そして続編を匂わせるラスト。
 原題が「新僵尸先生2」ということで、これが2作目なんだろう。
 そして3作目も作るということなのかな。

/5

監督:リッキー・リュウ
出演:チン・シュウホウ、シェ・ユンシャン、シュ・ユアンハオ
   ユエン・ポー、ホン・ユエン、ツォン・ユーリエン
於:シネマート新宿

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