CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-023「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」(韓国)

2023年02月04日 01時28分03秒 | 韓国映画
シートベルト非着用の罰金も払ってもらいます
 天才的なドライビングテクニックを持つウナは、ワケあり荷物を届ける特殊配送会社「特送(とくそう)」で働いている。
 彼女はある日、海外への逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォンを港まで運ぶという依頼を引き受ける。しかし、思わぬアクシデントで依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目になる。
 貸金庫の鍵を狙う悪徳警官やサイコパスな殺し屋、さらには脱北の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院も巻き込み、命がけのカーチェイスを繰り広げる。(「作品資料」より)


 郵便や宅配では送れないワケあり荷物を届ける特殊配送会社。

 チャン・ウナはそこで働く凄腕のドライバー。

 届けるのは、何かから逃げる人間のことが多いよう。

 「トランスポーター」の女性版というところか。

 ある夜、ウナは仕事を引き受けるが、車で待っていると、依頼人は現れず、男たちに追われる依頼人の子供がやって来る。

 逡巡した挙句、その子供、ソウォンを乗せて逃げるウナであったが、そこからウナたちは追われる身となる。

 しかも、その追っている男は、実は警官であったことからウナたちは不利な状況へと追い込まれる。

 ソウォンが持っている物を奪うため、その悪徳警官、ギョンピルはサイコパスな殺し屋を遣わせるなど手段を選ばない。

 果たして、ウナたちは逃げ切ることが出来るのか。

 カー・アクションは見応えがある。

 天才的なドライビング・テクニックで追ってくる車をまいたり、あるいは大破させたり。

 ギリギリで走っている電車をかわすところなど、緊張感あったな。

 運転だけでなく、ウナは肉弾戦も挑む。

 すぐにソウォンをどこかに置いていけば、このようなトラブルに巻き込まれることもなかったのだろうが、やはり人情的にそれは出来なかったか。
 
 ちょっと「グロリア」のような感じでもある。

 見応えあるカー・アクションと、緊迫感ある追手との攻防で面白いアクションであった。

/5

監督:パク・デミン
出演:パク・ソダム、ソン・セビョク、キム・ウィソン、チョン・ヒョンジュン、ヨン・ウジン、ヨム・ヘラン、ハン・ヒョンミン
於:グランドシネマサンシャイン池袋

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