CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-196「モンスター・ウォーズ」(中国)

2023年08月09日 00時36分14秒 | 中国映画
腰を抜かしてる場合か
 皆既日食の日、ガオ・フェイの妹は突然発生した渦巻きに巻き込まれ、行方不明になってしまう。妹の失踪と皆既日食に関連性を見いだしたガオ・フェイは、再びやって来た皆既日食の日に知人たちとともに別時空を訪れ、妹を発見する。
 しかし、彼らは恐ろしいモンスターに自分が殺される場面を目撃し、パニックに陥ってしまう。(「作品資料」より)


 皆既日食の日に現れた渦巻きに巻き込まれ、異世界へと入り込んだガオ・フェイと知人たち。

 そこには、異獣が存在し、ガオ・フェイたちに襲い掛かる。

 そんな状況の中、何とか異世界から脱出しようとする彼女たちの姿を描いたファンタジー・アクション。

 ガオ・フェイの目的は一年前に渦巻きの中に消えていった妹のウェイを見つけ出すこと。

 科学を学ぶ大学院生を助手にし、渦巻きを見つけ出すのだが、彼女を殺そうとする男が現れ、三人とも渦巻きの中に巻き込まれる。

 更に、彼女たちを追ってきたという謎の女性も現れる。

 こうしてウェイを見つけ出すと共に、異世界から脱出する手段を見つけ出そうとする。

 フェイたちが入り込んだのは、太古に巨人族が異獣を閉じ込めた時空の監獄。

 そのため、異獣がうろうろし、襲いかかってくるのだが、それだけではなく、時空の歪みもあり、別の時間あるいは別次元の自分たちの姿も見る。

 少々混み入った話になっており、そのためか異獣との対決シーンは少なめだったかなという印象。

 別次元、並行世界とも言っていたが、フェイたちは自分が殺されるところを目にしたりする。

 何人もフェイたちがいるということで、一人が殺されたとしても、一人が生き延びれば、万々歳である。

 フェイたちを追った謎の女性ももう少し活躍するかと思ったし、異獣との対決ももう少しあるかとおもったが、ちょっと全体的に物足りなさを感じるものがあったな。

 結局、ラストを見ると、完全に続編ありきということであった。

 製作、日本劇場公開されるのか。

/5

監督:チョウ・ジエ
出演:ウー・シアオリー、ウー・ユーフォン、チョウ・ジンザー
於:新宿シネマカリテ

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