CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-166「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」(日本)

2022年08月03日 01時15分20秒 | 日本映画
本気出すのめんどくせー
 暴食のホムンクルス、グラトニーに飲み込まれてしまったエドたちは、エドが思いついたある方法により脱出に成功する。
 そんな彼らの前に、エドとアルの父ホーエンハイムと全く同じ外見の謎の男が出現。「お父様」と呼ばれるその男は、兄弟がこれまで戦ってきたホムンクルスたちの生みの親だった。
 国家の秘密と「約束の日」、ホーエンハイムの過去など様々な謎と真実が解き明かされていく中、エドとアル、軍の暗部に立ち向かうマスタング、そして賢者の石を求めてやって来たシン国の皇子リンたちは、国家全体を揺るがす恐ろしい陰謀を阻止するべく戦いへと身を投じていく。(「作品資料」より)


 人気コミックの実写映画化、「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」に続く完結編二部作の後編。

 前作で、グラトニーに飲み込まれてしまったエドたちであるが、そこは何とか切り抜け、抜け出すことが出来る。

 そんなエドたちの前に現れたのが、エドとアルの父、ホーエンハイムとそっくりな男。

 ホムンクルスたちからは〝お父様〟と呼ばれる、ホムンクルスたちの生みの親であった。

 約束の日と呼ばれる日に備え、お父様と戦う決意をするエドたち。

 そして国家の裏にはホムンクルスが暗躍しており、ロイ・マスタングたちがそれを掃討しようとしていた。

 ホムンクルスを倒すためにエドたちが立ち向かうという構図。

 前作には出ていなかったアームストロング少将も登場。
 なかなか惹かれるキャラクターである。

 ホムンクルスたちとの戦いもあるが、基本的にはお父様と呼ばれる者との戦いがメイン。

 シン国の皇子や皇女、更にスカーまでもが協力して、お父様の目論見を阻止しようと団結する。

 クライマックスはそれぞれに活躍の場を見せているが、正直お父様との対決のシーンに関しては冗長気味な感じがしたかな。

 もちろん最後に決めるのはエドということになるが、それによって大きな代償を負うこととなる。

 果たして、エドたちはお父様の目論見を阻止出来るのか。

 そして、エドと弟アルフォンスの運命はどうなるのか。

 アクション・エンターテインメントとしては充分に面白い作品であったが、やはりお父様との対決は長すぎたかなという印象の残る作品であった。

/5

監督:曽利文彦
出演:山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多、黒島結菜、渡邊圭祐、寺田心、内山信二、大貫勇輔
   ロン・モンロウ、水石亜飛夢、奥貫薫、高橋努、堀内敬子、丸山智己、遼河はるひ、平岡祐太、山田裕貴、麿赤児、大和田伸也
   舘ひろし、藤木直人、山本耕史、筧利夫、杉本哲太、風吹ジュン、佐藤隆太、新田真剣佑、内野聖陽、栗山千明、仲間由紀恵
於:新宿ピカデリー

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