この展示も前回の記事でご紹介した09年秋に羽田空港で行われていた「空気の港」というイベントで展示されていた作品です。
羽田空港は第一ターミナルと第二ターミナルという二つのターミナルがあり、500メートルほど離れています。
その間が真っ直ぐな通路となっていて、動く歩道が通っているのですが、この作品は、その長い通路の第一ターミナル側と第二ターミナル側とに1台ずつスピーカー装置が対向する向きに設置されています。
このスピーカー装置は高さ1.5メートルぐらいの位置に、超指向性スピーカーが設置されていて、ちょうど動く歩道にいる人の耳の高さに合わせてあり、動く歩道に乗っていると第一ターミナル側のスピーカー装置からは「ターミナルワン」、また反対側の第二ターミナル側のスピーカー装置からは「ターミナルツゥ」という声が両方のスピーカーから同時に数秒間隔で流れてます。
そのため、動く歩道に乗って動いていると、最初は「ターミナルワン」という声が聞こえていて、反対側のスピーカーの音は1秒ちょっと(音の速さは秒速約340メートルなので)遅れて「ターミナルツゥ」と小さい音で聞こえるのです。
動く歩道で移動してゆくにつれて、その遅れは少なくなって、真ん中に来ると、その二つの声が同時に聞こえるようになり、また進むにつれて、ターミナルワンが遅れて聞こえるようになってくるという物です。
効果はどうだった? と聞かれると・・・音が小さくなって聞こえにくくなって来るのが強くて、よく注意していると効果は感じましたが、地下道という音の反響などもあったりで、ちょっと効果はイマイチでしたが、考え方にはとても共感しました。
屋外などで、もっと大きな音でやると面白いかと思います。
この「空気の港」というイベントは、なぜか基本的に製作者名が書かれていないので、どなたの作品なのか分かりません。もしご存知の方がいらしたら教えて頂ければありがたいです。
羽田空港は第一ターミナルと第二ターミナルという二つのターミナルがあり、500メートルほど離れています。
その間が真っ直ぐな通路となっていて、動く歩道が通っているのですが、この作品は、その長い通路の第一ターミナル側と第二ターミナル側とに1台ずつスピーカー装置が対向する向きに設置されています。
このスピーカー装置は高さ1.5メートルぐらいの位置に、超指向性スピーカーが設置されていて、ちょうど動く歩道にいる人の耳の高さに合わせてあり、動く歩道に乗っていると第一ターミナル側のスピーカー装置からは「ターミナルワン」、また反対側の第二ターミナル側のスピーカー装置からは「ターミナルツゥ」という声が両方のスピーカーから同時に数秒間隔で流れてます。
そのため、動く歩道に乗って動いていると、最初は「ターミナルワン」という声が聞こえていて、反対側のスピーカーの音は1秒ちょっと(音の速さは秒速約340メートルなので)遅れて「ターミナルツゥ」と小さい音で聞こえるのです。
動く歩道で移動してゆくにつれて、その遅れは少なくなって、真ん中に来ると、その二つの声が同時に聞こえるようになり、また進むにつれて、ターミナルワンが遅れて聞こえるようになってくるという物です。
効果はどうだった? と聞かれると・・・音が小さくなって聞こえにくくなって来るのが強くて、よく注意していると効果は感じましたが、地下道という音の反響などもあったりで、ちょっと効果はイマイチでしたが、考え方にはとても共感しました。
屋外などで、もっと大きな音でやると面白いかと思います。
この「空気の港」というイベントは、なぜか基本的に製作者名が書かれていないので、どなたの作品なのか分かりません。もしご存知の方がいらしたら教えて頂ければありがたいです。