八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

お墓を知らない…

2013-08-05 21:06:14 | インポート
『何宗かわかりません』『お墓が何処にあるかわかりません』と若い方々が言うなら『若いからしかたないなあ』『結婚してまだ日が浅いから旦那さんのお墓は知らないのね』と思う事もありますが…。
五十代の方にもこのような方々がおられます。

『ご両親が御存命の時に聞いてないと大変ですよ。まだ間に合って良かったですね』と言う感じです。


子供の頃から墓参りをしたこと無いってのは親の責任なのかも知れませんが…。


知ってる人が居なくなってからでは後の祭りです。


『東京都に住んでる者ですがそちらに家の寺がありませんか?昔近くに住んでましたようで』との問い合わせがあったりします。


きっと無縁墓になってるお墓は子孫が途絶えて無縁になった訳ではなく、お墓がわからない子孫が参れなくて無縁墓になってる可能性もありそうです。


なんか寂しいですね。

お盆にはお墓まいりをし先祖のお話しをしましょう。


先祖を身近かに感じさせるのは大人の仕事ですし役目です。


手を合わす姿を子供はきっと見ています。

『ありがたや。ありがたや』と手を合わせ唱える子供をみてると笑えますが…。

幸せな雰囲気になりますね。



先祖の話しは身内にしかできないですしね。


南無大師遍照金剛

お唱えしてると孫も一緒にお唱えしてくれます。