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八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

残りの人生

2011-10-15 21:24:46 | インポート
『あと一年くらいかなあ』『まあ永くても2~3ねんやろ~』と自分の寿命について祖父が話してたのをチビが聞き…。

『明日、曾爺ちゃん帰ったら、もう死ぬけん会えんやん嫌だ帰ったら』と真剣に訴えてきたので…。

まあ今の所九十歳にしては元気だし仕事もお坊さん現役でしてるので『まだ大丈夫よ又会えるよ!』と言うと少し安心した様子で保育園に行きました。



昨年は曾ばあちゃんの死を経験したので亡くなったら会えないってわかるみたいです。

私も35歳になり人生の折り返し点に差し掛かりました。

元気だけど人生どうなるかワカラナイので出来るだけ時間や日時が会うときには爺ちゃんを近場だけど色々な所にチビと一緒に行く事にしてます。


曾爺ちゃんが大好きなチビは足の裏マッサージごっこ中に曾爺ちゃんの足の爪を色鉛筆でピンクに染めてました…。


お参りに来た91歳のお爺さんも『最近なんも。やる気がしない運転も二年前に止めたし…』との事…。

凄い。元気過ぎたがら何もしないってのが苦痛なんですよね。


家のオバチャンもは85才を過ぎてもオシャレして『インターネット始めようかな?』と言ってます。本の身体が元気なんですよね皆さん。

歳を重ねると制限も増えるし限られる事も増える、けど時間は変わらずある~。

人生の先輩に逢うと勉強ばかりです。が同居してる家族は大変なようです…。



次の世代の方は身体が弱いからとか…?

昨日きたオバチャンも『田舎も茶のみ友達がいないんゃ皆さん車で通り過ぎるから歩いて無いのよ田舎も都会と一緒よ』との事。

『昼間家族は仕事やし家事は私の仕事やけどディサービスは嫌いやし』とまだ現役やけど寂しさを感じて居ます。


皆さん共通して仕事や家事はあるけど寂しさを抱えてます。

パートナーが先立たれてるからです皆さんお子さん家族と一緒に生活してますが…何か世代の違いなどから『通じん~』って所を分かり合って暮らしてても淋しさは淋しさとして在るんだと思います。

『先に逝ったもん勝ちじゃあ』と…。


死はいつか平等にやって来る。

お爺さんお婆さんが居る方は出来るだけ連絡をとり関わりを持ちましょう。


『子供が小さいから』『仕事が忙しいから』『時間がないから』と言い訳ばかりしてたら間に合わないのでは…。


でも凄い早死にしない限り皆さんも老いていきます。


順おくりです。

淋しさを理解しましょうね。


私が35周りが年を一緒に重ねてるんだから仕方ないですよね。


お爺さんもお婆さんも話しをしてインゲサンに参ってもらうと少し元気になったようで『また来ます』と笑顔で帰られました。