平成28年9月30日(金)
昨夜、田母神俊雄元航空幕僚長と、久しぶりに話しをすることができた。
昨日、保釈が認められ六か月ぶりに自由の身になったのだ。
田母神俊雄の声は、まことに元気で、かえって若返ったように思われた。
そして、闘志が感じられる。
さすが軍人だ。
我が国を取り巻く内外の状況、まことに厳しく、
ありうることであるが、
もし、日清・日露戦役を併 . . . 本文を読む
北朝鮮の5度目の核実験について「いいかげんにしろ、日本政府」・・・すべての責任は日本政府にある。
ー 天衣無縫 三宅の一刀両断!ー
「いいかげんにしろ、日本政府」・・・すべての責任は日本政府にある。
北朝鮮が1月に続き5回目の核実験を実施した。
これに対し安倍総理は「許しがたい暴挙」であり情報の収集と分析に努めると発言した。
またそれと共に国際社会が一致して北朝鮮に対する制裁を強 . . . 本文を読む
平成28年9月26日(月)
本日の産経新聞朝刊の一面を眺めて、思いあたったことがある。
まず、そのことから記す。
産経新聞一面の冒頭には、
中国戦闘機、宮古海峡を通過
40機超、西太平洋で訓練
という見出しのもとに、初めて中国軍戦闘機が宮古海峡を通過したとの報道と、
海峡上空を通過する中国軍爆撃機と戦闘機の写真が掲載されている。
そして、その記事の . . . 本文を読む
平成28年9月19日(月)
九月十七日の、北朝鮮による拉致被害者救出国民大集会に参加した私の鞄のなかには、
シベリアに抑留されて生還した方からの手紙が入っていた。
手紙の主は、昭和二十年八月、
満州の関東軍石頭予備士官学校に在籍した
帝国陸軍士官候補生、荒木正則軍曹(九十二歳)である。
荒木正則氏は、
満州においてソビエト軍と戦って戦歿し、
ソビエトによる苛酷なシベ . . . 本文を読む
平成28年9月18日(日)
平成十四年九月十七日、小泉総理が平壌に行き、金正日主席と会談し、
日朝首脳が平壌で共同宣言を出した。
その日から十四年を経た昨日九月十七日、
東京で北朝鮮に拉致された被害者救出国民集会が行われた。
この集会で強く印象に残ったことを記して報告に代えたい。
(1)挨拶に立った安倍総理を初めとする政府側は、
未だ、十四年前の小泉総理と金正日主席の「 . . . 本文を読む
平成28年9月15日(木)
特定失踪者問題調査会の荒木和博さんが、突然、小説を書いた(書きよった)。
「靖国の宴、戦って散った男たちのおとぎ話」
これは、敵味方に分かれて国のために戦って戦死した男たちが、
夜の靖国神社の桜の花が散る闇のなかに集まり、
和気藹々と日本酒を飲みながら話しあう物語である。
集うのは、
昭和二十年三月二十七日、鹿児島開聞飛行場から飛び立って . . . 本文を読む
平成28年9月14日(水)
陸軍大将乃木希典は、大正元(一九一二年)九月十三日、
崩御された明治天皇の跡をしたい殉死した。
翌九月十四日に乃木の殉死を知らされた皇太子殿下のちの昭和天皇は、
落涙された、と昭和天皇実録は記す。
百四年後の九月十三日から本日十四日に日付けが変わった未明、
しきりに殉死した乃木閣下と明治のことが思われたので、本通信に記すことにした。
明治天 . . . 本文を読む
平成28年9月10日(土)
北朝鮮が、九月五日の三発のミサイル発射に続いて、
九月九日に核弾頭を爆発させる核実験を行った。
よって、
九月五日のミサイル発射の時と
次に、九月九日の核実験の時の
安倍首相の声明を改めて記す。
「情報の収集と分析に全力を挙げ、
国民に対して迅速・的確な情報提供を行うとともに、
不測の事態に備え、
『万全の態勢』をとるよう関係省 . . . 本文を読む
平成28年9月7日(水)
中共の習近平主席にとっては、
東シナ海と南シナ海における国際法無視の軍事的攻勢が世界から注目されずに
内実はともかく、平穏にG20を終えることができた。
北朝鮮のミサイル発射は誤算だったであろうが、幸いあれは、
中共とは無関係の北朝鮮の兄ちゃんの暴挙・火遊びと受け止められた。
シナにとって、
兵は「詭道」、つまり闘う前に相手を騙すことであり、 . . . 本文を読む
平成28年9月6日(火)
本日九月六日は、ソ連空軍中尉のビクトル・ベレンコが
ミグ25戦闘機に乗って低空飛行で我が国の防空網をかいくぐり
函館空港に着陸して亡命を求めたミグ25事件から四十年目に当たる。
もちろん、我が国のレイダーは西方から北海道に迫ってくる国籍不明機を捕捉し、
航空自衛隊のF4戦闘機が緊急発進(スクランブル)していた。
しかし、ミグ25は、低空飛行でレイ . . . 本文を読む
平成28年9月4日(日)
いまロシアのプーチン大統領が、
安倍総理と会談したウラジオストックからG20会場の杭州に行っている。
その杭州で、中共の習近平とロシアのプーチン大統領が中露会談をする。
その会談の議題は、中露の、石油や天然ガスなどのエネルギー協力に加えて、
「対日歴史認識での協力」だという。
そこで、振りかえれば、
昨年の九月三日、北京の天安門に
中 . . . 本文を読む
平成28年9月2日(金)
我が国の外交は、
「首脳会談の実現」=「友好」を最優先としている。
それ故、日中、日韓の懸案事項は、
その最優先課題実現の為の「障害」と位置付けられているように思える。
そのことを最も典型的に露骨に見せたのが、
平成十四年九月十七日の日朝首脳会談と日朝平壌宣言である。
この時、我が国外交の最優先の目的は、
日朝首脳会談による日朝国 . . . 本文を読む