全教北九州市教職員組合

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時間外勤務69時間 「勤務実態調査2012」の中間報告より

2013年02月24日 15時41分39秒 | インポート

「勤務実態調査2012」の中間報告がだされました。北九州でもこの調査に取り組み、資料のデータに反映されています。さて、中間のではありますが、その主だった結果についてです。(集約数 6393名)

 

長時間過密労働の実態
 
1 一か月の平均時間外勤務時間
 
平日 54時間17分、土日 14時間48分  合計69時間5分
 
2 持ち帰り仕事
    
平日 12時間9分  土日 8時間45分  合計20時間54分

 3 校種別では、中学校が85時間53分と最も多くなっています。 

   (小 65時間18分、特支 52時間14分)

教職員の意識とストレス
 
長時間過密労働のもとにあって、教職員のモチベーションは非常に高く、

「今の仕事にやりがいがある」に「とても」「わりと」を合わせた回答は82.8%でした。教職員の使命感などが現れた結果ですが、時間外労働や教室の現状とを関連させて考えると、「過労死のがけっぷち」にいる状況です。

<一番のストレス>
 
業務の量と生徒指導が、どの年代もまんべんなく高い数値になっています。その
 
   他、学習指導、部活指導、事務的な仕事がストレスになっています。
 
減らすべき仕事
 
1、資料や統計作成、報告書提出  

 2、会議、打ち合わせ  

 3、部活、体連行事など  

 4、授業持ち時間数
 
4、研修や研究(同率でした)

学級規模と平均時間外勤務時間
 
「30人以下学級」のクラス担任
 
   平日 土日の合計          66時間25分  

 平日 土日の持ち帰り仕事  83時間48分
 
「35人以上学級」のクラス担任
 
   平日 土日             88時間5分   

 平日 土日の持ち帰り    107時間19分

時間外勤務の軽減の運動が急務です。


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