全教北九州市教職員組合

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学校ウォッチング

2014年09月17日 22時15分59秒 | インポート

  8月20日(水)、全区14校で学校ウォッチングが行われました。
  これは、毎年福岡県建設労組を初め民主団体が共同して行っている、「公共施設の安全性を確かめ、市に対して改善要求をする」市民運動です。今回、S小学校での学校ウォッチングに参加しました。

 教頭先生案内のもと、校舎内外を2時間に渡って見て回りました。
 運動場の日の丸のポールの根元がさびていたり(施設課は大丈夫と言ったそうで、 教頭先生も心配そうでした)、ベランダの支柱が壊れていたり、ぞーっとするようなものもありました。

 S小は大規模改修などで壁面等は見た目きれいでしたが、段差が多いという印象でした。校舎3棟のつなぎ目にすべて段差有り、ドアのレールでも躓きそうになりました。廊下の床が途中斜めになっていたり、フリールームの床が一部波打っていたりと、安全性の高い工事を最初から何故しないのかと不思議に思いました。

 プールには足洗い場がなく、運動場からプールに上がる階段の上段から水が流れ、とびらの先は すぐシャワー、腰洗い槽、脱衣場はおろか物置小屋もない状態でした。ビート板はポンプ室に入れていました。

  裏門から登校してくる子ども達は、狭いガタガタしたブロックばりの通路を通って1年生用下足室を通り抜けて、離れたところにある2年生以上の下足室に向かいます。 小倉北区の交通の要所にある狭い敷地の学校なので、何もかもが狭いという印象でした。

  また、4年生は40人の2学級。習字の学習をするときは、二グループに分かれておこなっているそうです。机間巡視をするスペースが狭く、私は通れませんでした。

  先生方や参加者の中から「40人学級をなんとかしてほしい。」「専科教員がほしい。」
「図書司書がいたらね。」という思いが吹き出してきました。改めて客観的に学校を見て回ることは、いろんな方面での運動課題を持つことができ、大変参考になりました。


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