全教北九州市教職員組合

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教職員平和のつどいin広島

2014年09月08日 21時55分23秒 | インポート

 8月5日(火)原水爆禁止2014年世界大会に合わせた、「教職員平和のつどいin広島」が、広島ロードビルで行われました。

 昼前に7人で広島入りし、日赤・原爆病院や広電旧変電所、千田小学校、本川小学校資料館、袋町小学校資料館、逓信病院資料館などのフィールドワークを行いました。原爆投下後の学校や病院の果たした役割に思いを馳せ、「命」の重さを改めてかみしめました。

 「教職員平和のつどいin広島」には、原水禁世界大会に参加した熱気溢れる全国の教職員の代表が集まりました。全教中央執行委員の挨拶、地元全教広島委員長の挨拶のあと、海外代表の挨拶がありました。ポルトガル労働総同盟のマリアさん、非核フィリピン連合のマラヤさんの2人です。私たちは通訳の方の話を聞いていましたが、英語教員のTさんは、英語のスピーチを聞いているのがよくわかりました。

 ポルトガルでは、緊縮財政政策で、年金や社会保障、公務公共サービスの解体、団体交渉権の侵害などが進んでいるそうで、日本と同じ厳しい闘いを強いられている中、核廃絶の取り組みを進めています。非核フィリピン連合は、フィリピンの原子力発電を停止させ、在フィリピン米軍基地協定の拒否と撤去運動の中心を担いました。このような海外の代表の話を聞くにつけ、唯一の被爆国としてもっとやらなければならないことがたくさんあると感じました。

 広島の中学校の先生が、平和教育について発表されました。採択されてしまった「つくる会」の教科書を使わなくてはならない中で、授業でどう真実を教えるか、苦労されていました。

 その後、交流会が行われ、乾杯の音頭をと、市教労に声がかかりました。おでんやつけ麺を食べながら、秋田、大阪、神奈川、東京の青年と交流しました。情けない首相挨拶のコピペに比べ、青年達は真剣に平和を考えて行動していました。


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