全教北九州市教職員組合

全教北九州から 最新情報をお伝えします。

何の数字?「19分の15」

2014年09月22日 22時36分03秒 | インポート

  この数字、「19人中15人」「安倍新内閣」と言えばわかるでしょうか。

安倍改造内閣では「女性5人。」とか、「幹事長に谷垣氏が・・。」といったことばかりが話題になっていますが、15名の閣僚が「日本会議国会議員懇談会」(日本会議議連)の所属です。

日本会議議連とは、日本の侵略戦争を「正義の戦争」と正当化する改憲・右翼団体「日本会議」を支援するために作られたものです。

  自主憲法制定、天皇元首化、国民に国防の義務を課すべき等を主張し右傾化を推進。加えて、男女共同参画には、「男らしさや女らしさを否定するもの」と批判。

2013年3月の「日本の国柄と家族の絆を守るためストップ!夫婦別姓」と題した集会に今回閣僚になった5名の女性閣僚のうち4名(高市・山谷・有村・稲田氏)が参加して賛同の発言。

このことは、女性を大切にしているかのように見せ、実は女性を大切にしていない内閣であることも物語っています。

  第1次安倍内閣では、国家機密法、集団的自衛権容認など戦争への道へ舵を切り、第2次内閣では、改憲勢力の超タカ派議員を15名も閣僚に据え、戦争への道に拍車をかけていく狙いが明白となりました。

教え子を再び戦場には送らないという決意を新たにした内閣改造の日でした


教育の要・価値観押しつけ 道徳「教科化」論議大詰め

2014年09月21日 21時24分44秒 | インポート

 安倍晋三内閣がねらう道徳の教科化の論議が、中央教育審議会の道徳教育専門部会で大詰めを迎えています。

8月末に示されたまとめ案は、道徳を「特別な教科」とし学校の教育活動の要にすえる
▽検定教科書を使用する
▽成績評価を導入する(記述式)▽校長がリーダーシップをとり組織的に道徳教育を推進する-が柱です。

また、「道徳の時間」を現在設けていない幼稚園や高校、特別支援学校での道徳教育導入の検討も求めています。

評価をめぐっては、「道徳的実践力の中に行為や習慣が入らないと、行動力や習慣形成につながらない」と、行為にまで踏み込んだ指導を求める意見も出ています。「最終的にどのような内容をとらえさせたいかを具体 化し、それが子ども達にの姿として見られたという点から評価する」と、特定の価値観に基づく評価が強調されました。

国家が特定の価値観を上から押しつけ、教育をゆがめる危険性が明らかになっ
ているとは思いませんか?


学校ウォッチング

2014年09月17日 22時15分59秒 | インポート

  8月20日(水)、全区14校で学校ウォッチングが行われました。
  これは、毎年福岡県建設労組を初め民主団体が共同して行っている、「公共施設の安全性を確かめ、市に対して改善要求をする」市民運動です。今回、S小学校での学校ウォッチングに参加しました。

 教頭先生案内のもと、校舎内外を2時間に渡って見て回りました。
 運動場の日の丸のポールの根元がさびていたり(施設課は大丈夫と言ったそうで、 教頭先生も心配そうでした)、ベランダの支柱が壊れていたり、ぞーっとするようなものもありました。

 S小は大規模改修などで壁面等は見た目きれいでしたが、段差が多いという印象でした。校舎3棟のつなぎ目にすべて段差有り、ドアのレールでも躓きそうになりました。廊下の床が途中斜めになっていたり、フリールームの床が一部波打っていたりと、安全性の高い工事を最初から何故しないのかと不思議に思いました。

 プールには足洗い場がなく、運動場からプールに上がる階段の上段から水が流れ、とびらの先は すぐシャワー、腰洗い槽、脱衣場はおろか物置小屋もない状態でした。ビート板はポンプ室に入れていました。

  裏門から登校してくる子ども達は、狭いガタガタしたブロックばりの通路を通って1年生用下足室を通り抜けて、離れたところにある2年生以上の下足室に向かいます。 小倉北区の交通の要所にある狭い敷地の学校なので、何もかもが狭いという印象でした。

  また、4年生は40人の2学級。習字の学習をするときは、二グループに分かれておこなっているそうです。机間巡視をするスペースが狭く、私は通れませんでした。

  先生方や参加者の中から「40人学級をなんとかしてほしい。」「専科教員がほしい。」
「図書司書がいたらね。」という思いが吹き出してきました。改めて客観的に学校を見て回ることは、いろんな方面での運動課題を持つことができ、大変参考になりました。


9月のせんせいの学校   「引き出しを増やそう!」

2014年09月11日 23時07分05秒 | インポート

9月のせんせいの学校は、「引き出しを増やそう!」と題し、文化・体育行事の題材(ネタ)の交流を行います。
3名の先生方からの発表と、後半は、校種ごとに交流を行います。先輩の先生方の実践から大いに学びましょう。

9月19日(金)は、ぜひ高見市民センターに足をお運びください。

報告の内容など詳細につきましては、ぜひ以下のサイトでチラシをチェックしてください。

http://homepage2.nifty.com/TUK/

↓クリックしてチラシをラウンド-ドしてください。

「9.pdf」をダウンロード


2014年度30人以下学級スタート集会

2014年09月10日 23時10分19秒 | インポート

 9月6日、今年度のスタート集会がコムシティーで行われました。土曜日授業もあっていましたが19名の参加がありました。
 まず、国や県・市の動向について話がありました。

 政令市の多くが、小学校に専科教員として100~300名を置いているのに、北九州市ではわずか6名という貧弱さ。

また、福岡県の児童生徒あたりに対する教育予算は、全国43位の低水準。

病気休職の教職員数は全国6位という高さであるという話がされました。


 続いて教職員の代表者から、職場で冷房が順次つくようになったことの話から、「冷房がつくのと、すべての学級が30人以下学級になるのとどっちが先に実現する方がいい?」と聞くと、「そりゃ、30人以下学級の方が先よ」ということになったという話がされました。

 最後に、保護者の代表者から、我が子が高学年になって40人学級になったとき「窮屈」という言葉返ってきた。低学年で35人以下学級のおかげで29名のクラスを経験しているので、その窮屈さが実感できるからこその言葉だった。体も大きくなってきているので、余計に窮屈さが身にしみるのではないかという話がされました。そして、「30人以下学級は、誰にとってもいいことではないでしょうか。」と話を締めくくられました。

 集会の後、黒崎駅前で街頭署名行動に取り組みました。雨が降り出し、15分ほど短い行動でしたが20筆以上の署名が取れました。
 12月の始めには、例年通り福岡市集約集会が行われます。

  北九州の締め切り、11月末とさせて頂きます。
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