全教北九州市教職員組合

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教育委員会交渉報告<その17>

2014年09月03日 23時41分13秒 | インポート

北九州市では土曜授業が実施されています。明らかに負担増です。子どもたちの負担はもちろん、教職員の負担も増えています。
土曜は週休日ですから、当然勤務を振り替えなくてはいけません。実施された日の前8週、後16週の内に勤務を振り替えることになります。長期休業中に取ることが多くなるのですが、現実取り切れていません。
委員会の回答は適正に処理するとなっています。書類上は適正に処理されても、実体が伴っていなければ何にもなりません。
子どもたちは、土曜、日曜と地域でスポーツや文化活動、家族と過ごす時間をたっぷり取ってほしいものです。
我々教職員も、週末は力を蓄えて、月曜からの授業にエネルギーを充填したいものです。

以下、要求項目と回答です。

9 土曜日授業について
  土曜日授業を強いて、過重な学習負担を押しかぶせることは、子どものストレスをいっそう増幅させることにつながる。それはかえって学習意欲の低下、減退につながり、こうした方向で学力向上は果たせるものではない。
また、条例改正により、前8週後16週の内に振替をとるようになっているが、回数が増えていけば、3期の休業日に全ての振替はとりがたい状況にある。
①現在行っている学期に1~2回の土曜日授業を増やさないこと。

→週5日制の中、平成24年5月より土曜日授業を実施。全小中学校で行った。小学校で693回。中学校で288回実施。平日の授業時数の確保のため、土曜授業を推進。

②組合や校長会などから、現場の声を聞く機会を多く設けること。

→去年末.校長会と意見交換を行った。学校の実態把握として行った。

③年度の途中で産休に入ったり任用が切れたりする教職員や条例外の市費講師が、確実に割り振りを取らせること。

→振替を適正に処理する。


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