全教北九州市教職員組合

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教育委員会交渉報告(その18)

2014年09月06日 20時33分47秒 | インポート

1ヶ月近く続いた教育委員会報告の最終回になります。
働きやすい職場づくりのための要求です。
衛生委員会の実施を求めました。法令通り実施されているとの回答でした。実際にどうなっているのか、現場の実態をつかむ必要があります。衛生委員の選定が各職場どう行われているのか、毎月1回の衛生委員会がどういった形で開催されているのか、委員会の内容が職場環境の改善にいかされているのか。現場の声を集めていきます。

以上の内示についても5日前には行うように調整するという回答を得ています。

ハラスメントの防止についても、研修を通知しているとの回答でした。現在、市教労ではハラスメントのアンケートを実施し、回収しています。実態を明らかにして今後の運動につなげていきます。

最後に、財源移譲により県費教職員が政令市の教職員となります。勤務労働条件についてさまざまな点を協議する必要があります。この件についても、教育委員会は組合と必要に応じて協議を実施すると回答しています。給与や服務、福利厚生に関することなど協議することは多岐にわたります。丁寧に協議を進めることを求めるとともに、組合として教職員が働きやすい環境を実現するために粘り強く交渉を進めていきます。

最後に、文書による回答を求めましたが、今回も口頭での回答でした。
みなさんに交渉の内容を正確に伝えようと記録をとりましたが、十分にとれなかった部分もあります。今後も、文書による回答を求めます。

以下、要求項目と回答です。

10 労働安全衛生委員会の趣旨をいかすため、職場に配置されている衛生推進者を機能させること。また、北九州市教育委員会安全衛生委員会に北九州市教職員労働組合の委員を加え、現場の教職員の切実な声が反映されるようにすること。

→教頭を安全管理員とし、50人以上の学校では、衛生管理者とし、衛生委員会を実施してぃる。法令でおり実施している。

11 人事異動の内示は、発令日の遅くとも5日以前までには行うこと。

→5日前に内示を行えるように調整していく。

12 労働基本権回復を睨み、要求書に基づいた交渉がさらに実効あるものになるようにするため、教育長、学務部長との直接交渉の場を今後設けること。

→相互の信頼に基づいて行っていく。

13 現在「懲戒処分の指針」にパワーハラスメント条項が盛り込まれているが、パワーハラスメントそのものの認識が未だ全職員に浸透しているとは言い難い。教職員のメンタルヘルスを守り,働きやすい職場を作るために以下の事を要求する。
パワーハラスメント、及びセクシャルハラスメントの実態を調査すること。

 各学校長、教育関係における各部署に向けて,パワーハラスメント及びセクシャルハラスメントを防止するための指導文書を出し、職員研修を行うよう指導すること。

 ハラスメントは「どこの職場でもある」という認識のもと、これまでの研修のみでの対策を真摯に反省し、教職員が安心して働ける環境を整えること。

相談窓口(広域通報制度を含む)を全職員に周知、徹底すること。

→毎年7月セクハラ.パワハラの研修を通知。パワハラ防止の重要制.

14  財源移譲に向けての協議の場を設けること。

→必要に応じて実施する。
                          上記内容について、文書で回答すること。


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