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教育の要・価値観押しつけ 道徳「教科化」論議大詰め

2014年09月21日 21時24分44秒 | インポート

 安倍晋三内閣がねらう道徳の教科化の論議が、中央教育審議会の道徳教育専門部会で大詰めを迎えています。

8月末に示されたまとめ案は、道徳を「特別な教科」とし学校の教育活動の要にすえる
▽検定教科書を使用する
▽成績評価を導入する(記述式)▽校長がリーダーシップをとり組織的に道徳教育を推進する-が柱です。

また、「道徳の時間」を現在設けていない幼稚園や高校、特別支援学校での道徳教育導入の検討も求めています。

評価をめぐっては、「道徳的実践力の中に行為や習慣が入らないと、行動力や習慣形成につながらない」と、行為にまで踏み込んだ指導を求める意見も出ています。「最終的にどのような内容をとらえさせたいかを具体 化し、それが子ども達にの姿として見られたという点から評価する」と、特定の価値観に基づく評価が強調されました。

国家が特定の価値観を上から押しつけ、教育をゆがめる危険性が明らかになっ
ているとは思いませんか?


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