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日本参加で交渉遅れを懸念

2011年10月29日 22時22分00秒 | 保管記事


 

  記事の紹介です。

 

 「TPPは米経済戦略の要」 日本参加で交渉遅れを懸念

2011.10.29 22:22

 


28日、ペルーの首都リマで行われたTPP拡大交渉会合の後、
記者会見する9カ国の首席交渉官(共同)

 

 【ワシントン=柿内公輔】環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐり、野田佳彦首相は、11月に米ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、交渉参加を表明する方針だ。TPPを「経済政策の要」ととらえる米国は日本の参加を表向き歓迎するが、対立を残したままの表明に危惧を抱いている。

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)は、輸出拡大で景気浮揚を目指すオバマ政権の経済戦略の要だ。交渉の旗振り役を務めることでTPPの主導権を握る思惑もある。それだけに交渉の入り口で迷走する日本への見方は冷ややかだ。

 「通商案件が活気づいている。TPP交渉をやり遂げることを約束する」

 米通商代表部(USTR)のマランティス次席代表は、難航した韓国やコロンビアとの自由貿易協定(FTA)批准を終えた今が、TPP推進の好機とみる。勢いを駆って、11月のAPEC首脳会議での大枠合意にこぎつけたい考えだ。

 米経済の厳しい状況も政権をTPP推進に駆り立てる。オバマ大統領は昨年1月の一般教書演説で、「今後5年間で輸出を倍増させる」構想を打ち出した。その柱がFTAやTPPなど各国との経済連携で、カナダなどとの北米自由貿易協定(NAFTA)も含め、クマール米商務次官補は「輸出拡大の余地は非常に大きい」と強調する。

 通商政策の重みは足元で一層増している。ねじれ議会で雇用創出法案は審議入りもままならず、国内での景気対策は行き詰まっているためだ。来年に大統領選が迫る中、尻に火がついたオバマ政権にとって、各国との経済連携の推進は貴重な経済政策の得点源だ。

 雇用対策や財政改革でオバマ政権とことごとく衝突する野党共和党とも、「通商政策では折り合いが付きやすい」(議会筋)。

 TPP交渉は、分野別の具体的なルール作成で、各国が自国に有利な条件を引き出そうとする「戦場」でもある。APEC首脳会議に向けた協定草案作業でも、米国は米産業界の関心の強い知的財産権や政府調達分野で議論を主導する。

 一方、日本の交渉参加に対する米国側の見方は複雑だ。表向きはTPPの存在感のために、世界3位の経済大国の参加は「歓迎」(USTRのカーク代表)とのスタンスだが、米シンクタンクの専門家からは、「米国は本音では日本の参加にこだわっていない」と冷ややかな声が聞こえる。むしろ日本が参加すれば農業分野などのルール交渉で混乱が予想され、「足かせ」になりかねないからだ。

 米戦略国際問題研究所(CSIS)のマイケル・グリーン日本部長は「日本が入れば事が複雑になり過ぎることをUSTRは恐れている」と指摘する。

 実際、28日までペルーで開かれていたTPP拡大交渉会合で、米国のワイゼル首席交渉官も、「真剣に結論を出すつもりのない国は交渉に参加しないで」と報道陣に語り、日本を強く牽制(けんせい)した。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111029/amr11102922250009-n2.htm

  記事の紹介終わりです。

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 TPP

 

 

わが郷や、ネットの記事

 

2011 10 13 政治家は平時こそ 命がけ わが郷
 そのうえTPPなんていう、落ちこぼれの不良の集まりみたいな、環太平洋の時代遅れ国家群のカモにされるのか。日本の野田佳彦政府が農業を捨てるのか、この瀬踏みが当面の課題なのだが、本筋は別にある。なにやらかにやら因縁を付けて、日本経済の美味しい部分に、雨のゴロツキが汚い泥靴を踏み込ませたいのだ

 

2011 01 27  『TPPで日本をぶっ潰せ』テキスト版  【unkoiro】
アメリカ主導の現在のTPP参加国。
アメリカ、オーストラリア、マレーシア、シンガポール、チリ、ペルー、ニュージーランド、ベトナム、ブルネイ。(チリ、ペルー、ベトナムを除いて英連邦である)

 

TPP 関係 マスコミ記事 湯田菌のチンドン記事 ) 

2011 10 29  野田首相の所信表明 自身の覚悟と器量示せ 【中國】

2011 10 15  PP:民主、対立根深く 議論の中身に入れず--初総会 【毎日】

 2011 10 14  前原氏“TPP交渉参加前向きに” 【NHK

2011 10 04  米韓FTA成立の見通し アメリカ高官「次はTPP」 【テレ朝

 

 

 

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