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イスラム過激派の犯行か=24人拘束、
外国組織の支援も-スリランカ連続爆弾テロ
2019年04月22日22時54分
【コロンボ時事】スリランカで日本人1人を含む290人が犠牲になった連続爆弾テロ事件から一夜明けた22日、スリランカ政府報道官は、国内のイスラム過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」の犯行との見方を示した。「国内の小さな組織だけで実行できるものではない」とも述べ、外国テロ組織の支援を受けていたとみて捜査を進めていることを明らかにした。AFP通信が伝えた。
22日、コロンボ近郊ネゴンボで、
聖セバスチャン教会のテロ現場を調べるスリランカの捜査員たち
(AFP時事)大統領府によると、シリセナ大統領はこの日、国家安全保障会議の緊急会合を開催。23日午前0時に非常事態宣言を発令し、23日を服喪の日とすることが決まった。このほか22日午後8時から23日午前4時まで夜間外出禁止令が発動された。
治安当局はこれまでに、今回の事件に絡んで24人の身柄を拘束。AFPによると、いずれも「過激派組織」に所属しているが、NTJとの関連など詳細は明らかになっていない。ロイター通信は全員スリランカ人と伝えている。 NTJは昨年、仏像を破壊する事件を起こしたとして捜査関係者の間ではその名を知られていた。警察内部では今月に入って、NTJが「いくつか目立つ教会と、インド大使館を狙い自爆攻撃を計画していると外国の情報機関が報告してきた」と警告する文書が回覧されていた。
米CNNテレビによると、政府報道官は「われわれは警告を受けていた。政府として本当に申し訳ない。(被害者の)家族に謝罪しなければならない」と述べ、事前にテロ情報を把握しながら事件を防げなかった当局の対応に問題があったことを認めた。 事件には日本人も巻き込まれ、女性1人が死亡したほか、4人が負傷した。日本政府関係者によると死亡したのは高橋香さんで、スリランカに家族と暮らしていたという。 スリランカ政府当局者によると、21日に起きた8件の爆発のうち、教会や高級ホテルを狙った最初の6カ所の爆発は7人の実行犯による自爆テロだった。教会は復活祭の礼拝が執り行われており、ホテルでは朝食会場が標的となったことから、多くの人々が集まる場所を選んだとみられる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042200628&g=int
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