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スリランカ 8カ所爆発、200人死亡 政府、テロと認識
2019/4/21 16:48
【ニューデリー=黒沼勇史】インド洋の島国スリランカ各地で21日、3つの教会と3つのホテルなど計8カ所で爆発があり、ロイター通信などによると、外国人を含む207人が死亡し、460人近くが負傷した。この日はキリストの復活を祝う復活祭(イースター)に当たる。同国で少数派のキリスト教徒や、観光で訪れた外国人を狙った可能性が浮上しており、同国政府はテロとの認識を示した。
日本外務省は21日、この爆発で日本人数人が負傷したとの情報があると明らかにした。けがの程度など詳しい状況を確認している。日本政府は同日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。
ウィクラマシンハ首相は21日、自身のツイッターで「人々に対する卑劣な襲撃を強く非難する」とする声明を出し、爆発がテロ行為という認識を示した。ロイター通信は一連の爆発に関与したとして、警察当局が7人を拘束したと報じた。
爆発が起きたのは同日現地時間午前8時半(日本時間正午)ごろ。「シャングリラホテル」など最大都市コロンボにある3つの五つ星ホテルと、東部バティカロアや西部ネゴンボなどにある3つの教会でほぼ同時刻に爆発があった。その後、コロンボ近郊の動物園などでも爆破が確認された。
現地メディアには、犠牲者のうち外国人が少なくとも35人に及ぶとの報道も出ている。
現地時間午後時点で、犯行声明は出ていない。スリランカでは1970年代に結成されたタミル人過激派組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」と、仏教徒中心の多数派シンハラ人の間で抗争が続き、90年代に大統領が爆弾テロの犠牲になるなど治安が悪化した。その後、2009年にLTTEが敗北宣言し、ラジャパクサ前大統領が内戦終結を宣言していた。
現地では「周到に準備されたテロ」(現地ジャーナリスト)との見方が強まっているが、スリランカではキリスト教徒を狙った大規模なテロは珍しく、現地警察が爆発の背後関係を調べ始めている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44016600R20C19A4FF8000/
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■ 2009年7月9日 「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。 本稿はその保管用記事です。
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