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習近平のアキレス腱は
家族親族の殆どが事実上の海外亡命という事実 宮崎正弘
2011.10.26 Wednesday
「習仲勲写真集」を出版 初公開の写真も_人民中国 (peoplechina.com.cn)
姉夫婦はカナダ国籍、弟は豪、そして愛娘はハーバード大留学、米国籍取得へ布石。次期主席に最右翼の位置にいる習近平(国家副主席)に最大のアキレス腱がある。
姉の斎橋橋(習橋橋)は北京の中民信房地産開発理事長で夫は同社のCEOだが、両人の国籍はカナダである。弟は豪州に住んでいる。前妻の何玲玲は外交官の娘で、現在英国に居住している。
いまの習近平夫人の膨麗媛は人民解放軍政治部歌舞団長。海外公演がおおい。日本にも公演にやってきた。ふたりが知り合ったのは密輸事件の主犯=頼昌星の友人の紹介といわれ、87年に結婚した。習夫妻の愛娘は習明沢。浙江省外語大学からハーバード大学へ留学し、いま24時間の警備に囲まれながら通学、いずれ米国籍を取得する布石ではないかと噂されている。
このほか習近平の親戚縁者の多くが海外で暮らし、事実上の亡命を成し遂げている。なぜこうなったのか。理由は習の父親=習仲勲が文革で悲惨な目に遭い、一家、親族は下放され、惨めな境遇を十数年。したがって改革開放と同時に多くが海外に自由を求めて飛び出したからである。
他方、このような家族背景は、これまでの共産党であれば、絶対に許されない条件であり、つるし上げを食らうだろうに、なぜ習近平への攻撃材料に使われないのかと言えば、江沢民も曽慶紅も、息子娘らは海外で生活したことがあり、げんに曽の息子は豪州に永住している。
政敵もまた同じ被攻撃材料をかかえるためお互いが不問にふしているのである。だから彼らが「愛国」などと獅子吼すると民衆は誰も信じないことになる。
http://kajikablog.jugem.jp/?eid=999573
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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■ 2010年3月2日
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