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シリア内戦勃発から8年、死者37万人に 監視団発表
2019年3月15日 22:45
発信地:ベイルート/レバノン [ レバノン, シリア, 中東・北アフリカ ]
シリア東部デリゾール県バグズ村を出て歩く人々(2019年3月14日撮影)。(c)Delil souleiman / AFP【3月15日 AFP】シリア内戦が勃発してから15日で8年が経過した。在英NGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は同日、これまでに民間人約11万2000人を含む37万人以上が死亡したと発表した。
シリア各地に情報網を持つ同団体によると、死者のうち2万1000人超が子ども、1万3000人超が女性だったという。
この壊滅的な紛争により、避難や亡命を余儀なくされた人は約1300万人に達し、被害総額は数十億ドル規模とされる。
シリア内戦は、2011年3月15日に南部ダルアー(Daraa)市で起きた反政府抗議行動がきっかけとなって始まった。
デモは全国に広まり、政権側はこれを残虐的な手段で弾圧。さまざまな勢力が絡む武力紛争に発展し、諸外国や軍事組織の介入を招いた。
ロシアとイランから強力な支援を受けたバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領は優位に立ち政権を維持しているが、国家は崩壊し、経済は困窮を極めている。(c)AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3216030
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