わき道マイラー

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ANAのK 気が早い でも 格安!

2019-04-10 23:03:26 | 旅行

飛行機のチケットは、1年前から購入できることがあります。

ただ、1年前=最安とはならないことが多いですね。 一番重要なのは、プロモーションが発表されたときに購入してしまうパターンが良いです。

プロモーションがANAが実際に発表されたので、検証してみましょう。

ANAからLAXとNRT(HND)を飛んで最安$640というチケットです。

もちろん、これには諸条件を満たす必要があります。

以下がその条件

  • Outbound Departure Dates: 
    • September 1, 2019 – December 9, 2019, 
    • December 25, 2019 – December 31, 2019, 
    • January 9, 2020 – February 29, 2020
    • すなわち、BLACKOUTを設けていますね。 年末年始のフライトは 12月9からクリスマス前まではBlockをかけています。
  • Booking Class: K
    • マイラー泣かせのK! これは30%での獲得レート
  • Minimum / Maximum Stay: 3 days / 6 months
  • Advance Purchase: 3 days
  • Refunds: fares are non-refundable
  • Reservation Changes: changes are permitted at $120 per change
    • これは、かなり良心的ではないでしょうか、先買いして後から日付を変更することが出来ます。 とりあえず購入して変更可能なので、もし変更しても合計$760となるので、まだ行けます。おそらく、別の条件でチャージされるでしょうが。
  • Last Ticket Date: book by April 22, 2019

 

ならば、実際に安いのかどうかですね。

今年のサンクスギビングに日本へ里帰り的なことを考えている方も多いと思います。 米系の航空会社はこの時期は国内線でも非常に高いです。

しかしながら、ANAではそうではなさそうですね。

最安の期間に含まれています。

 

やはりチケットはKクラスでした。 

 

このKクラス、EXPEDIA等で予約しても多く出てくる、いわゆる格安航空券ですね。 ANAのKは最悪の部類です。

なぜならば、ANAのマイレージクラブに入っていても、獲得レートは30%です。

わき道マイラー御用達のアシアナクラブでも30%です。

 

チケットも安いですが、獲得マイルも3270マイル程ですね。 これですと 1㌦あたりの獲得マイルは5マイル程です。

すなわち、修行には効率が悪いチケットではあります。

しかしながら、$640でアメリカ日本の直行便は美味しいです。 

サンクスギビングの休暇に日本に行ってみるのも良いかもしれませんね。

 


アメリカ シリコンバレー在住の方必修! プレミアムエコノミーという選択。

2019-04-04 21:37:59 | 旅行

4月になりました。

ことしの夏のバケーションはどこにしようかな~と考え始める時期でもあります。

3か月前購入は、良いディールがあったりします。

 

日本行きのチケットは、相変わらず高騰が続いています。 これだと来年のオリンピックの頃はどうなってしまうのかと思ってしまいますね。

ならば、それまでにスターアライアンスのGOLDになって、優先搭乗やラウンジの恩恵を受けて、混雑してもお構いなし状態!にしてみては如何でしょうか?

 

今年の夏の、お勧めのプランを紹介します。

行先は東南アジアですね。 

しかも、旅行とマイレージの獲得を同時に達成する旅行です。 

なぜにアメリカに住んでいて、東南アジアに行くの?と思いますが。 

それは、

  • 距離の遠さ=獲得マイル
  • チケット代
  • 優雅さ

の三拍子そろった旅行が出来るところです。さらには滞在先の観光資源も豊富ですから、家族の同意もあったりします。

裏を返せば、時間がかかります。 しかしながらどうでしょう、飛行機をチケットをプレミアムエコノミーで移動することで、この退屈な時間を至福の時間に変えることが出来ると思います。

実際に見てみましょう。

 

利用するエアラインはズバリ、シンガポールエアラインです。 

SIA Named 'World's Best Airline' In 2018 Skytrax Awards

の通り、間違いなくサービスには定評がありますし、機材と設備の新しさも相まって、エコノミーでも素晴らしい旅行が楽しめます。

サンフランシスコ就航40周年を記念して、プロモが発表されています。

8月15日以降であることが前提ですが。 以下の日程でバンコクを設定します。 

サンフランシスコの夜行便です、香港によって一度機内に出て再度乗り込みます。 飛行機は変わらないのですが、香港から乗る人もいます。

マイレージは、SFO-SINの距離として加算されます。

8月で一番安いチケット、しかもプレミアムエコノミーの価格をチェックです。

なんと、1000㌦ちょっと

これで

優雅な食事に、広めのシートそして、優先手荷物等の恩恵を受けることが出来ます。

 

 

アシアナクラブでのシンガポール航空の獲得マイルチャート

 

チケットのクラスをチェックです。 プレミアムエコノミーは110%加算されることもありますが、格安系のチケットでは間違いなく100%でしょう。

Rクラス、Eクラスで両方とも100%です。 シンガポールから先の飛行機も100%マイルが貯まります。

これをいつもの、アシアナクラブのマイルに加算すると。

この旅行でざっくりと18644マイル一気に獲得することが出来ます。 1㌦あたりに獲得できるマイルが17.6マイルとなって、わき道マイラーの最低目標の10マイルを大きく超えています。

 

さらに、わき道マイラー必修のアシアナクラブでは

  • 2万マイルで、スターアライアンスのシルバークラスになります。
  • 4万マイルでスターアライアンスのゴールド獲得です。
  • しかもアシアナ航空搭乗の縛りがありません。 
  • さらに積算期間が1年ではなく2年です。
  • さらには、2年間の会員資格維持です。
  • さらには資格に達したその日からの2年ではなくて、積算期間終了後の2年です。簡単に説明すると、2019年1月1日にアシアナクラブに入会して、この旅行を2回とちょっとして4万マイルを1月中に達成したとしましょう、その年と翌年は積算期間なので、2021年から2年間の会員資格。 さらには、積算期間でもゴールド会員となるので、2019年から2023年まで最長4年間維持できます。 

 

同じ旅行を来年すれば、オリンピックまでにはGoldの可能性大ですね。

 

B777では快適なレイアウト 2-4-2ですね。 足元の広さ32インチでは国際線標準になりますが、プレミアムエコノミーは38インチです。

足元ゆったりです。 幅は19.5インチです。あまりエコノミーと変わりませんが

ANAのB787のエコノミーの幅なんて17.5インチですから、快適度は上がりますね。

憧れのシンガポール航空に搭乗、しかも快適なプレミアムエコノミーに乗って、更には観光をしてマイレージを一気に獲得出来る

年に一回この旅行をすることで、修行なしにスターアライアンスのゴールドになれるプランです。

ちなみに、このチケットを最終目的地、フィリピンマニラにすると、獲得マイルはほぼ最強です。

しかしながら、観光資源に乏しい~!

 


アメリカ カリフォルニア州ベイエリアからテキサス州へ

2019-03-24 00:08:17 | 旅行

 

こんにちは

ずいぶんと更新が遅れておりました。というのも小生、テキサス州オースチンというところに引越しました。

これはこれで、更に日本から離れることになりました。 

引っ越し業者に頼んで、荷物は運んでくれますが。問題は子供たちと猫ちゃんですね。 

飛行機での移動は3時間30分程ですね。 しかしながら、あっけなく移動するのも勿体ない。

 

ここは、陸路にての移動という選択をしました。 目的は以下の通り

  • 1日6時間以内のドライブ
  • 距離の長さを肌で感じる
  • 何もないフリーウェイをひたすら走る。
  • テキサス州の大きさを実感する。
  • メキシコ国境の町エルパソで泊まる。
  • 途中の町では、ヒルトン系列を利用

移動経路と宿泊地は以下の通り カリフォルニア州 アリゾナ州 ニューメキシコ州 テキサス州となりますね。距離にして、1700マイル 2800Kmほどのドライブです。

 

ドライブ自体は単純なので、厳しくないのですが ひたすらまっすぐのところが多く、正直暇です。

なので、途中で貨物列車と並行して走ったりしてテンションがあがったり。 列車の先頭では同じように暇そうな運転手が手を振ったり。

夕方になって街の明かりが見えたりすると、なんか文明に近づいた感じでちょっとうれしくなったり。

道のわきは、普通だったら歩くのも大変な砂漠状態です。よくこんなところに道路を作ったなとか感心する訳です。

そして、アメリカなのにアメリカじゃないエルパソでは、メキシコを眼下に宿泊したり。 (メキシコから普通に買い物に来たりしていますね、車も入ってきたりして)

ホテルのワッフルがテキサス州の形だったり。

翌日には、無事 引っ越し屋さんがベイエリアから2泊でやってきました。1人で運転してきたのは凄い!! 

帰りはどうするかって? 車を返却して飛行機で帰るそうです。

そんな訳で、テキサス州での暮らしも これからアップして行ければと思います。

 

わき道マイラーとしては、ホテルの情報も少し。

今回も当然、ヒルトン系列で宿泊です。 といっても、今回はいつもと少々違って。 猫ちゃん🐈と一緒です。

なので、ペット宿泊可能なホテルを選びます。 そして、1泊あたり50㌦~75㌦のデポジットがかかります。(帰ってこないのでデポジットではないような)

1か所だけ、カリフォルニア州HOME2SUITEという、フュージョン系のホテル(すべてが簡素ですが、機能的。いわゆるヨーロピアンタイプのビジネスホテル)では、ヒルトンのDiamond VIPだからという理由で、このデポジットがタダになりました。

しかしながら、テキサスで同じホテルに泊まりましたが、タダにはなりませんでした。

また宿泊費を節約するため、ポイントを活用です。 

今回はタイミングが良く、ヒルトンのポイントオファーがあり、1泊すると2000ポイントのボーナスがあり。 5泊するとエキストラのボーナスが10000ポイント貯まる

これが永遠と続くキャンペーンがあり。登録すると...びっくり。 ポイントで宿泊しても、ボーナス追加で、さらに5泊目のエキストラは完全別。

すなわち5泊すると 2000Px5 = 10000P + 10000P追加 = 合計2万ポイントが獲得出来るわけですね。これはかなり良いとキャンペーンでした。

エルパソのホテルバーでアメリカンフットボール スーパーボールを観戦


シンガポール航空 KrisFlyer

2019-01-02 22:43:46 | 旅行

新年あけましておめでとうございます。

2019年もマイレージサービスやポイント情報を掲載していきたいと思います。

 

久しぶりの更新ですが、新年最初の投稿はサービスには定評のあるシンガポールエアラインについてです。

Skytrax surveyという、利用者2千万人以上の評価をもとに2018年、No.1のポジションを得ています。 ちなみに、2位はカタール航空

2018年の航空満足度調査に基づくランキング10傑 (カッコは2017年のランキング)

1. Singapore Airlines (2)

2. Qatar Airways (1)

3. ANA/All Nippon (3)

4. Emirates (4)

5. EVA Air (6)

6. Cathay Pacific (5)

7. Lufthansa (7)

8. Hainan Airlines (9)

9. Garuda Indonesia (10)

10. Thai Airways (11)


このシンガポールエアラインの提供するマイレージサービスはKris Flyer。 特徴は、比較的安く無料航空券を取得できるぐらい、後はマイレージでシンガポールエアラインのショッピングサイトから、オリジナル商品を購入できる点かな。 (いつかは娘にキティちゃん人形を購入したいのですが)

肝心の上級会員については、あまり感心できないので、利用はしていません。

 

今年になって、さらにマイレージサービスの改定のアナウンスがでました。

俗にいう、マイレージのインフレーション化ですね。 特典旅行に必要なマイレージや利用条件の価値が下がっていくことです。

 

今回は、アップグレードについての変更。

とくに、エコノミーからビジネスクラスへのアップグレードに必要なマイレージが変更となりました。 

 

アメリカに住んでいて、利用するであろう日本とアメリカ間でのアップグレードについて調べました。

 

片道、日本からアメリカでの利用におけるマイレージが以下のようになります。

ここでアメリカはZONE12に属しています。 日本はZONE7 

このZONE7 ➡ ZONE12 においては、SAVERの時期の利用が7.8万マイルから8.1万マイルに変更になっています。若干ですが、やはりこれを夢のように地道に貯めていた人達にとっては悲しい事態ですね。

 

こういった点でも、マイレージが貯金のように溜め込むことにはあまり意味がないように思われます。 

エコノミーからプレミアムエコノミーへのアップグレードには、変更がなかったので。 恐らく、ビジネスクラスへアップグレードに手を焼いていたのでしょう。

 

このように、いくら評価が高いエアラインでも、マイレージサービスに関してはマイナス要因ですね。

逆に、1位になったからマイレージサービスに依存しないようにしているのかもしれませんね。

いつの日か、スターアライアンスから逸脱する可能性もあるかもしれません。

 



日本へ行くついでに、シンガポールに寄り道⁉

2018-11-25 13:19:40 | 旅行

 アメリカから日本に行く予定がある場合。

どこかアジアの国々に”ちょっと寄り道”すると、飛行機の値段が下がります。

いわゆる三角買いで、日本を経由地にしてしまうのです。

今回はシンガポール経由を、スターアライアンスにての飛行ルートを考えます。

 

1.すべてANAの直行便でシンガポールに寄り道。

SFOから普段通りにNRTへ直行便で帰りますね。 日本での滞在期間は自由に設定できます。

 

1月の以下の日程で、日本へ行きます、飛行機はANAのB777なので広々です。

そして、帰国の際はシンガポールへちょっと寄り道します!   シンガポールは東南アジアでも奥の方にあるためマイレージを稼ぐのには最適。

そして、何より安全、清潔、観光もできます。シンガポール夜中着ですが、翌日も夜中発なので、観光できますね。

このルートアメリカに帰る際にも成田経由です。 日本でのレイオーバーの時間は8時間程あるので、成田や上野あたりに出かけることもできます。

荷物の預け入れはできませんが、シンガポールでのお土産等を発送したりすることはできますね。そして、帰国です。

これで762㌦ですが、問題はANAフライトをアシアナ航空のマイレージを貯める際の低い獲得レートです。 ANAのマイレージクラブでも同様です。

このチケットでは、残念ながら30%の獲得レートです。

ただ、全日程 ANAフライトはまったくもって安心ですね。 

 

獲得マイルは、こんなに飛んでも5000マイル程です。

 

 

 

2. シンガポールから直行便で帰る(UA利用)

1の日程で、最後シンガポールからサンフランシスコへ直行便で帰ります。 なので、日程をうまく利用できます。

そして、もう一つの利点はUAのKクラスはマイレージ獲得レートが50%となります。  14時間越えのフライトを楽しめるかどうかは別として、獲得マイルは6700マイル程、そして10時間程の移動時間を節約できます。

 

3. UAメインで羽田経由

マイラーとしては、いずれも1㌦当りの獲得マイル10マイル以上に持っていきたいところ。

ならば獲得レートの高いUAをメインで抑えてみます。  Expediaの三角買いの結果です。 この方法ですと7700マイル以上の獲得が出来ますね。

それにしても、サンフランシスコ-シンガポールの飛行時間が驚愕の17時間越え!! 

これは、UAが飛ばしている飛行ルートでは最長かもしれません。

価格も変わらないので、1㌦あたり10マイルとなり、格安チケットとしては美味しくなります。  

羽田経由というのが、UAメインの場合の特徴でこれに魅力を感じる人もいるかもしれません。

 

いずれのフライトも、格安でありながら、少しだけマイレージを貯めることが出来るのが良い点かもしれません。 

意外とアメリカからシンガポール観光は日本から行くよりも安上がりかもしれませんね。