朝の7時のニュースでは、コンビニ立てこもり事件やJRの不審火、橋下市長の動向などは大きく伝えるも、昨日の最大規模の集会デモは完全に無視するという異常さです。
異常と思うのは、集会に参加していた人はあの規模が分かるからで、参加しない人や無関心の人は、新聞でも見ない限りは、ついに分からずじまいでしょう。
こうして、TVは民主主義なのだから民意を守れ、憲法を守れと意思表示するデモを無視することによって、民意を無視する政権を支える役割を果たします。
法案は違憲だから憲法守れ、戦争法案反対という国の針路を左右することに国民が意思表示していることに、どのテレビも横並びで報道しないという異常さが今の日本を示しています。
NHKのみならず民放も横並び報道しないことは、政権からの圧力があったことは容易に想像できます。事前に、自民党の谷垣幹事長がデモに左右されずに粛々と進めると記者会見で言っていましたが、粛々と進められる状況だったのでしょうか。
法案のでたらめぶりがますます明らかになっている中での、12万人を超える集会です。本当は、このような規模の集会を多くの国民に知られてはマズイと考えたのでしょう。香港など外国のデモは数百人でも伝えるのに、新聞の一面に大きく載っているような重大内容を伝えないTV、無視することによる効果を知っている犯罪性を考えます。
国会までわざわざ足を運ぶというのは、ものすごく強い意思の表示です。行った人の背後に、国会には行けないけど反対だ、地元の集会で反対表示するとか、テレビの前で反対をつぶやくなど大勢の人々がいるということを想像すべきですが、TV局はその意思もなかったか、圧力の前に簡単に潰える程度だったのか。ジャーナリストの役割も果たさない政権べったりになっている姿がみえます。根深い病根!とあきれてしまいました。
朝のニュースでは伝えなかったものの、5チャンネルでは、モーニングバードで新聞の予告もなく、申し訳程度に放送しました。ただ腰が引けている内容と発言で、放送人としての深刻さが感じられないのは残念でした。それだけに石原良純氏の「戦争させないというプラカードは間違っている。安保法案なんだから。」と政府の代弁をする発言が目だちました。国民は、そんな嘘はとっくに見抜いているから、不安に思い反対しているのに・・・。
今日の夕方ようやく放送し始める!
多くの批判にさらされたり、前回同様に多くの抗議の結果でしょうか、ようやく夕方のニュースで伝え始めました。NHKでは、毎回無視して伝えないことが多いと批判が殺到していましたが、今回は、シブ5時で伝えるものの、参加者や主催者の声は拾わず、政府の言い分は解説者も詳しく伝える有様で、抗議があるので仕方なく伝えたという内容と思いました。
一般国民よりいち早く、敏感に戦争のキナ臭さを発見して、警鐘を鳴らすべきマスコミが政権に抑えられ、政府の拡声器の役割を果たすようでは、もしかしたら戦前と同じになっているのではと思います。
ところが海外のマスコミは昨日のうちに詳しくニュースを伝えていました。次回はそれを。
異常と思うのは、集会に参加していた人はあの規模が分かるからで、参加しない人や無関心の人は、新聞でも見ない限りは、ついに分からずじまいでしょう。
こうして、TVは民主主義なのだから民意を守れ、憲法を守れと意思表示するデモを無視することによって、民意を無視する政権を支える役割を果たします。
法案は違憲だから憲法守れ、戦争法案反対という国の針路を左右することに国民が意思表示していることに、どのテレビも横並びで報道しないという異常さが今の日本を示しています。
NHKのみならず民放も横並び報道しないことは、政権からの圧力があったことは容易に想像できます。事前に、自民党の谷垣幹事長がデモに左右されずに粛々と進めると記者会見で言っていましたが、粛々と進められる状況だったのでしょうか。
法案のでたらめぶりがますます明らかになっている中での、12万人を超える集会です。本当は、このような規模の集会を多くの国民に知られてはマズイと考えたのでしょう。香港など外国のデモは数百人でも伝えるのに、新聞の一面に大きく載っているような重大内容を伝えないTV、無視することによる効果を知っている犯罪性を考えます。
国会までわざわざ足を運ぶというのは、ものすごく強い意思の表示です。行った人の背後に、国会には行けないけど反対だ、地元の集会で反対表示するとか、テレビの前で反対をつぶやくなど大勢の人々がいるということを想像すべきですが、TV局はその意思もなかったか、圧力の前に簡単に潰える程度だったのか。ジャーナリストの役割も果たさない政権べったりになっている姿がみえます。根深い病根!とあきれてしまいました。
朝のニュースでは伝えなかったものの、5チャンネルでは、モーニングバードで新聞の予告もなく、申し訳程度に放送しました。ただ腰が引けている内容と発言で、放送人としての深刻さが感じられないのは残念でした。それだけに石原良純氏の「戦争させないというプラカードは間違っている。安保法案なんだから。」と政府の代弁をする発言が目だちました。国民は、そんな嘘はとっくに見抜いているから、不安に思い反対しているのに・・・。
今日の夕方ようやく放送し始める!
多くの批判にさらされたり、前回同様に多くの抗議の結果でしょうか、ようやく夕方のニュースで伝え始めました。NHKでは、毎回無視して伝えないことが多いと批判が殺到していましたが、今回は、シブ5時で伝えるものの、参加者や主催者の声は拾わず、政府の言い分は解説者も詳しく伝える有様で、抗議があるので仕方なく伝えたという内容と思いました。
一般国民よりいち早く、敏感に戦争のキナ臭さを発見して、警鐘を鳴らすべきマスコミが政権に抑えられ、政府の拡声器の役割を果たすようでは、もしかしたら戦前と同じになっているのではと思います。
ところが海外のマスコミは昨日のうちに詳しくニュースを伝えていました。次回はそれを。
故人で随筆家の串田孫一さんが、どこかに書いていました。「私はファシストが大嫌い。だから海軍将校だった中曽根康弘氏が首相になったとき、ゾッとしてテレビに映ると、スリッパで画面をひっぱたきたい衝動にかられた・・・」
今、私もスリッパを手にしたくなるときがあります!
現場に行った人はだまされませんが・・・。
強力なスリッパが必要にならないようにしたいですね。
朝日新聞は一面の左端に写真付きで載せていましたが控えめ、他人事のように報じていました。
ところでこの写真、国民を馬鹿にしています。
国会議事堂を手前に大きく写し、デモを小さく
後ろに写す写真は、強い国会に群がる弱いアリ達という感じを与えます。
デモを認めないという写真です。
12万人のデモの人たちを手前にして、その先に倒さねばならない権力=国会議事堂を写した写真が国民の意志を正しく反映する写真です。
この写真を撮ったカメラマンも、それを採用した新聞社も情けないかぎりです。
信用できないTV、新聞、ジャーナリスト、
だから自分の意志を行動にしなければならない。
来週はこの法案を無理に通そうとしている。
また議事堂前に行こうと考えています。
写真はとる人の意図によって違ってくるのは事実で、この写真は確かにそんなイメージを持たせてしまうと思います。上から見下すような権力を意図的ではないにしろ表してしまいますね。そういえば手にした臨時号外の写真は反対で押し寄せる市民の目線でした。