昨日は2011年の東日本大震災から2年目の3月11日。
この日を前に小学校時代の友人で、津波で奥さんを亡くしたO君に改めてお悔やみの手紙を書いた。O君は目の前で自分と家族が流され、奥さんを亡くしたのであった。
わが親戚も命こそ助かったが家や車の流失など多くの被害があったのであった。荒れ果てた故郷の復興は未だしだ。地震、津波の恐ろしさ・被害は忘れまいと思う。
しかし、福島の原発事故は単なる自然災害ではない。制御できない原発の恐ろしさを、未だ15万人の避難者、未だ放出されている放射能など、多くの犠牲によって知ることとなった。
昨日、今日と震災復興と原発ゼロをめざして全国で数万人の集会が行われた。私も、昨日、座間での集会に参加して、一言しゃべらせていただき、パレードにも参加した。
120余人と昨年の半分以下と規模は大きくなかったが、その分、近くの市でも集会を開くなど確実な広がりもあるようだ。友人たちは中央の集会に参加したというが、この町からもかなりの人が参加しているのだろうと思う。
とにかく行動しないことには何も動かない。4年に一度の選挙の時に「一票の行使で」と思っても、小選挙区制という今の選挙制度で、私たちの民意は反映されない仕組みになっている。何しろ、4割の得票で8割の議席を独占する仕組みなのだから。というわけで、まず声をと思った次第。
昨年は原発ゼロへの運動に多少なりとも関わっていこうと考えて映画「ミツバチと地球の回転」を座間で開催する実行委員になり、400人を超す人々に観てもらった。その収益金は福島の子ども基金へ届けることができた。
今年は、これから子どもたちの健康問題で心配なのは「内部被ばく」。こじんまりだが、「内部被ばく」についての
映画「内部被ばくを生き抜く」(「ミツバチ・・・」と同じ鎌仲監督) を観る小集会をたくさんできたらいいな。
昨年一緒に映画に取り組んだ仲間とも話し合い、昨日の集会でもそのことをみんなの前で話した。年相応に、無理せず、できる範囲で、コツコツ息長く・・・。
何しろ原発推進勢力は、国民の命や生活より、当面の利益を求める、東電はじめ政権党など「原子力ムラ」という巨大な利権集団なのだから・・・。
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