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内閣改造=政権維持へのめくらましに惑わされず!

2017年08月08日 | 政治・社会
加計問題、森友問題、日報問題が解決されない中で、支持率が下がり回復をめざしての内閣改造。TV各局は官邸も思わく通り、野田だ河野だと騒いだり、予測したりの狂想曲でした。問題が解決していないという本質よりも、首相より距離がある二人が入ることによって安倍政権の強権的な体質がかわるかのような騒ぎようでうんざりしていました。

中には有名なマスコミ関係者で首相に重要なことを進言して首相が聞けば上昇するというようなことまで言う方もでて期待が持てるような雰囲気を作っていました。

TVでは首相の頭下げが8秒とか言葉が柔らかくなったということに焦点を当てているようではひどい井戸端会議レベルだと思っていました。

 しかし改造直後の世論調査では、わずかの上昇しかありませんでしたし、首相への不信感も減っていませんでした。加計、森友問題などへの疑惑も何ら解決されたと思っていない人が圧倒的でした。上昇はもともと自民党支持層が良しとしたという面も指摘されていました。
 マスコミは官邸の思惑にのって宣伝したのでしょうが、民意を無視して強行採決に次ぐ強行と、隠ぺい体質の政権を見抜いていたのは多くの国民でした。

 過日の朝日新聞の川柳欄には首相の頭下げについては、「頭下げ印象操作する首相」と日頃の首相の口癖の「印象操作」がそのまま自分にはね返っていることを嗤っていました。
 また、マスコミも期待していた二人については「河野野田しょせん二人も自民党」と本質をついた嗤いでした。河野氏も父親などのリベラルの印象が残像として残っているので期待する向きもあるのでしょうか。

 内閣改造、こんな目くらましに惑わされる人はわずかで、力づくで憲法を破壊し、戦争できる国づくりを強行している首相の本質はとっくに見破られているのですね。
 
 6日の広島の原爆慰霊の日の首相の挨拶も空疎なものでした。市長は国民の悲願だった核兵器禁止条約が国連の圧倒的多数によってきまり、被爆者の今までの取り組みが実を結び始めていることを強調しました。
 
 しかし、核保有国と日本などはこれに加わらなかったのでした。国連の場では唯一の被爆国でありながら、賛成しないので驚かれたようです。このような事実がある中、首相が核兵器廃棄を恥ずかしげもなく言うとは!まさに口先だけの印象操作です。 


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