「養生訓の世界」:その4=四季を楽しむ人はしあわせ 2018年12月01日 | 本・文芸 「養生訓」では自然については人間もその中に位置付けながら心身を保つことを説いています。その自然については、それぞれの趣を五感で味わう楽しみについて、別な書「楽訓」で細かく書いています。 私は『日本の名著:貝原益軒』(中央公論社刊)所収の「楽訓」を読みました。この書は枕草子の言葉を引用したり、漢詩を引用したりして、四季の移り変わりを楽しむ心の余裕が人生を豊かにすることを説いています。 以下はその中から私なりの大要と感想です。 . . . 本文を読む