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『真田丸』13話「決戦」、第一次上田合戦。ピタゴラスイッチ城に舞う六文銭。

2016-04-04 15:14:44 | 大河
2016年大河『真田丸』13話「決戦」のネタバレ感想のようなものまとめ 



このメインテーマ、「勝てる」。


※落差激しいです。ご注意下さい。




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■セコム直江がひどい


先週、セコム直江が「兵は集めましたっ」と言っていたのですが。

 
信繁「(おいこらセコム、どういことだセコム直江)」

 
「真田が徳川に負ければ次に狙われるのは上杉じゃ」
「(それまでにバージョンアップしとけよ、セコム直江)」


セコム直江、この笑顔で「がんばれよ」って。



■家康たん


そのころ、遠州・浜松城では。

 
「ここにいてわしを守れ」
「むー……」


まさか!伊賀越えのあのラブラブおにぎりは!
伏線だったのか!!
(落ち着け



「信尹殿にここにいてほしいの」
「」


近い近い近い近い!!!!

信尹おじさんがピンチです。
牢に入れられるって相当あかんような気がするんですが、んなこたぁ信尹おじさんわかってるんでしょう。
信尹おじさんのこれからも気になる。

……と思ったら、放送後更新された公式HPの人物相関図。
何やら信尹おじさんから石井数正に向けて矢印が……





■パッパの仕込み


 

上田城では守りの準備を着々と。
かなり本格的な乱杭のご様子。


図面の作り込みに昌幸パッパの性格の悪さ(褒め言葉)が出てるよなあ。



■パッパの3分クッキング


さて、圧倒的不利の真田軍。
どうやって戦うかを、パッパがお餅で説明。

 

 

パッパの3分クッキング。

※あとでスタッフが美味しくいただきました。


(頼綱おじさんかわいい)



■出浦さん乗り込んできてください




出浦さんの頼りになる感パネエ。

(出浦さんに悩み相談したいし、出来れば我が家に乗り込んでくださったら丁重におもてなしするのですが)

昌幸が布陣に悩む理由は、駒が一つ足りないということでした。
そこへ帰ってきたのが信繁と三十郎。

 
パッパ「(゜∀゜)キタコレ!!」



■策を解説


どうにか布陣案も完成。
いつもの碁石をつかっての説明タイム。


源次郎は河原から城下まで引き込んでくる。
作兵衛が横から突きかかる。
いいタイミングで大手門を開く。



二の丸で勢いが鈍ったところで、真田安房守が登場。
我先にと逃げ出した徳川の兵に、源三郎が横から突っ込む。
これで総崩れ。



〆は出浦さんが神川の堰を切って退路を断つ。



答え、負ける気がしない。


(頼綱おじさん可愛い、2回目)




■杭だらけ、柵だらけ、策だらけ




……確かにこの二の丸、すっげえめんどくさそう。

 

杭だらけ、柵だらけ、トラップだらけ、策だらけ。



■六文銭


 

真田のもう一つの家紋、六文銭。
三途の川の渡し賃。
悔いのないように心おきなく戦えという意が込められている。




その六文銭をうつした旗印。
梅が道端で泣く少年からもらったものを信繁に託しました(詳しくは後述)


 
そして夜が明けて、第一次上田合戦が始まる。



■戦場の最前線で高砂煽り。



「高砂や、この浦舟に帆を上げて、月もろともに出で汐の、波の淡路の島蔭や遠く鳴尾の沖過ぎて、はや住の江に着きにけり」

祝言の定番ソング・高砂。
緊張感漂う戦の場でこの煽りは腹立つwww

と笑っていたら史実的に本当だった、と紀行情報。
「まじか」と。





■パッパのピタゴラスイッチ


 
よ う こ そ 策 だ ら け の ワ ン ダ ー ラ ン ド へ 。

 

 

ひどい!
昌幸のピタゴラスイッチひどい!!
風雲たけし城ひどい!!
ホームアローンひどい!!


なんでもいいけどひどいwww





■フラグが立った!




お梅ちゃん、それフラグってやつや。



■なんかもうだんだん徳川が可哀想に見えてきた


 

昌幸パッパも熱心に碁を頑張ってまする。



信繁なにその笑顔ww効果音やめいww


(だんだん徳川勢かわいそうに見えてきた)




■フラグがへし折れた!


 

あかん!!

でも佐助GJ!!

(佐助がとっさに梅ちゃんを本丸の中に避難させました)



■真田安房守


そして門の前まで来た。

 

無音、のち門の開く音。
そして現れる真田安房守。


 

真田丸メインテーマの劇中曲としての汎用性高すぎる。
これ「勝てる」って。




信幸の「かかれ」でメインテーマで一番盛り上がるオーケストラの部分。
何かを暗示してるんだろうか。




■神川の増水


さてすべてが計画通り。
残すは〆です。


(出浦さん、テレビのこっち側にはとどめささってます)



残された兵を助けにすら行けない徳川勢が、かわいそうに見えてくるくらいだった。
でもそんな甘っちょろいこと言ってられない時代なんだろうな……





■真田兄弟


 

徳川を挟んで向かい合う形になってる信幸と信繁がまた象徴的で。




■碁盤、黒石ひとつ


 
「いや、長い戦いになるかもしれんな」

背後の碁盤。
策の説明から、碁石、碁盤をまた象徴的に使ったなあ。
お見事。


盤面でもわかりやすく白石が黒石を包囲しています。







でもひとつだけ、取りのがした黒石がひとつだけ……




■梅の死に様




梅を探す信繁。
荒らされた作兵衛たちの隠れ寺で観たもの。

戦の真っ最中の痛快なものとは違って、とても人間臭くて。
あまりに惨すぎて。


 

荒れた寺。
惨たらしい遺体の山。
柵を破って寺に逃げ込んだ徳川軍は、窮鼠のように農民兵を襲ったのでしょう。
作兵衛らの農民兵も応戦し、それは惨劇だったことでしょう。


 

そして信繁と作兵衛は、梅の姿を発見します。

変わり果てた梅の姿が、苦味を残しました。
息絶えたその姿。


予告で「まさか」と思わせて、本丸外に出てしまったとき「ああー」と。
でも佐助が助けてフラグ回避「よかった!」と思ったら。
この残酷さ。




諸行無常というものなんでしょうか、そんなものがこみ上げてきます。


先週まで「ほとんど正室」としてやや子を産んだりしていた梅。

死ぬシーンはほとんど映らず、きっと誰にも見とられず。
作兵衛の配下の百姓のように、誰がどういつ誰に殺されたのかもわからず息絶える。

戦国時代なんだなあとしみじみ。


信繁がずっと振ってた六文銭の旗。
梅の遺体のそばに折れている徳川の旗。

なんだか隠喩的な梅の姿。


 

土と血で汚れた母と父を目で追うすえちゃんは泣かず、兄が悲しく涙を流す。
赤さんと藤本さんの演技、黒木さんの女優魂にぐっときつつ、苦味を飲み込む、




■死者50人


第一次上田合戦は真田の勝利に終わります。
「真田方の死者は50人に満たなかった」

徳川の死者は1300人。
真田の死者は50人。
数字だけ見れば真田の大勝利。
しかしこの数字にとてつもない意味がこめられました。

その中にひとり、梅がいるということでこれほどの悲壮感や絶望がこみ上げてくるとは。
戦国という見知らぬ時代のはずなのに、気が付いたら当事者になっていたことに気づかされます。




■六文銭の少年


あの泣いていた少年は一体何だったのでしょう。

 

梅が寺と城の間の道すがらで出会い、「お守りを失くした。探してくれ」と梅に頼んだ少年。
独りきりで泣いており、梅以外誰にも気づかれていなさそうな少年。
梅が少年に話しかけていた時、信繁は少年だけでなく梅にも気づいていなかった。



その少年が探していたのは六文銭のお守り。
梅がそれを発見したとき、「これを譲って」と銀粒との交換を申し出るのですが、不気味なほどの違和感がありました。
なぜ少年は六文銭を?って。

そのあとゲリラ戦、昌幸の登場となり、第一次上田合戦は盛り上がりを見せたまま終わり。
そして梅の遺体が発見されて。

「死神のような何か」
「三途の川の番人」


そんなことを考えつつ…
あの少年は、実は昌幸が取りこぼした黒石に込められたダブルミーニングのひとつなのではないかと。





■次週、秀吉三成吉継清正


そんな後味苦いエンディングからの次週予告。



いよいよ羽柴秀吉が登場!

 



石田三成とか大谷吉継とかめんどくさい加藤清正に「おっ!」。


ラストの秀吉くん「力になってちょ!」に吹いたwww









■おまけ






もしかして、この回で昌幸が徳川勢をお餅に喩えるのを見越して「やわらかい」だったのか?

…いやそんなまさか……










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