こないだ。
珍しく日曜が休日だった。
お父さんとお母さん、ばあちゃんと弟が来た。
ばあちゃんが思っていたよりずっと元気そうで安心した。
早期発見が幸をそうして、転移もなかったらしい。
手術の日に帰れなかったことは申し訳なかったけど、ばあちゃんの変わらない表情に心から安心した。
5人でみなとみらいへ行き、観覧車に乗った。
ばあちゃんが生まれて初めて乗った観覧車(ひたちなかの観覧車らしい)の思い出 . . . 本文を読む
くたびれたジャージ着て、缶チューハイとおつまみチーズ持ちながら日本シリーズ見て、ゲッツーの場面で毒なんか吐いている。
この世の平和よりも、女としての終わりを実感してくる。
「20代なんて人生の中で一番キレイでいられるときなんだから、もっとプライベートを楽しみなさいよ」
って言われた。
明日の休みは横浜まで出かけてみようかな、なんてガラにもなく思ったけれど。
日曜だから混んでるだろうし、明日のことは . . . 本文を読む
夜勤明けってナチュラルハイで「まだまだ仕事出来るぞ」って感じだけど、更衣室で着替えたその瞬間にドッと疲れがのしかかる。
帰り道なんてヘトヘト、さっきの「お先上がりまーす」の元気はどこいったのかしら。
いつもの倍近く時間をかけて(このときばかりはチャリが欲しくなる)ようやく社宅にたどり着いた頃には、もはや目は閉店状態って感じです。
昨日の夜勤明け、一昨日の夜勤。(曜日感覚はおろか時間感覚がない。 . . . 本文を読む
引っ越して半年。
ついにきた。
招かれざる客。
昨夜、シャワー浴びようとしたらカサカサ。
コンタクト外してるから音だけカサカサ。
「ひぃぃぃぃ!!!!!!」
以前、職場でスズムシを飼ったとき。
残業中に聴こえる涼しげな鳴き声に故郷を思い出していた。
「虫ってカワイイですね♪」
「そう?俺にはGにも見えるんだけど」
「Gって……Gだって生きてるんですよ、そんな邪険に扱わないであげ . . . 本文を読む
夜勤。
心身共にドッと疲れた。
夜更けに生理痛が限界に達し、迷った末に薬を飲んだら、残業中に神経が限界に達した。
足腰の痛みじゃない。
眠気でもない。
頭が痛い。
叫びたくなったのは久しぶりだ。
認められたいけど認められるほどの何かは持っていない。
何をしたら認められるんだろう。
頑張るだけじゃない何か。
でも今はそれが判らない。
……………。
悲しいっつーか悔しさが。
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――空色の車椅子を見つけた。
あたしはあたしを判らなくなる、時々。
そういう時もあるものなのか、あるいはこのあたしはあのあたしとは別の人間なのか。
「空色の車椅子を見つけた」
2年前の秋、あたしは確かにそう呟いていたらしい。
あれは日比谷で福祉施設の秋祭りに行った日だ。
空模様が装飾された車椅子が実在したのか、それとも影送りの要領で車椅子が空に見えたのか。
どちらかは判らないけ . . . 本文を読む
また1つ歳をとりました。
せめて自分で祝ってあげなきゃ本気で泣けてきそうになったもので、ガラにもなく散財してみた。
・スカイアンブレラ
・ミスチルのライブDVD
・ハーゲンダッツ
・TSUTAYAで好きなDVDを借りまくる。
この世に生まれてから何秒が経ったんだろうって思い、電卓からはみだすんだろうなとも思ったけれど。
案外に納まってしまったので拍子抜けした。
【半額なのを良い . . . 本文を読む
残暑の朝、傘を買いにみなとみらいへ行った。
地上に出て空を見上げると半月型のホテルの横に巨大な観覧車があって、引き寄せられるように歩いた。
白昼夢の中のようだった。
遊園地はひっそりとしていて、イタリアだかフランスだかを模した町並みは半ばゴーストタウン化している。
時折カップルとすれちがう。
あのときあたしと彼もそんな風に見えたんだろうか。
いや、あれは冬の休日だった気がする。
遊園地はもっ . . . 本文を読む
葉が黄色くなりはじめた樹の幹で、蝉がやかましく泣いていた。
季節外れの寒さのせいかこの蝉はアホになったのかしら。
そんなことを呟いて横を通り過ぎて、土手に出たあとハッと気が付いた。
そうか、もう秋なんだ。
去年はまだ暑かった気がする。
一昨年もまだまだ残暑があったと思う。
今年は妙に肌寒い。
――今日は何もやることがなく
――珍しく料理を作ってみた
――自分のために何かやるなんて
――とって . . . 本文を読む
腫れ上がった目に氷を押し付けていても、明日は明日でやってきたから。
さよならなんて言えなかった。
また会える気がした。
また会いたかった。
一緒にいたことも、一緒にみた空も忘れたくない。
なんでこんなに悲しいのかな?
信じられないくらい涙が出た。
泣き虫なあたしの涙をぬぐってくれる人はもういないんだなあ。
のんびりしすぎてると遅刻しちゃう。
顔洗って化粧して、ご飯食べて。
仕 . . . 本文を読む
夜勤明けの今日。
クソ暑い中ようやく帰宅し、家で仮眠とってから祭りにくりだしました。
25日祭りIN銀行。
基本給が元から低いとはいえ、残業&夜勤が増えたので、やっと驚かない額になってきました。
まあ確っ実に労働とみあった給料ではありませんが。
こりゃー離職率25%強いくよ、って新米ペーペーでも判る。
まあ、一ヶ月頑張った自分にご褒美。
たまにはいいかな、衝動食い。
ここんとこ暑くて . . . 本文を読む
午前中、風呂介助でグッタリ。
生理きてたから余計にグッタリ。
やっとお昼ご飯……と一息ついていたら。
同期が出来たてホヤホヤの来月シフトを持ってきた。
見せて見せてとシフト表を覗きこんてみると。
早→早→遅→遅→超遅→遅→超遅→早→早→遅→夜勤入り→夜勤明け→会議
「1,2、3……は?何これ?」
「13連勤はすごい」
「マジかよ、てか人使いだいぶ荒くない?」
「荒い荒い、もはや鬼」
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夜勤明けでそのまま実家に帰っていた。
実家に帰ると横浜の社宅に戻るのが辛くなる――そんなことは百も承知なのに。
――やっぱり埼玉は暑いな。
バスを降りて青い空を見上げた。
ムッとした湿気が体にまとわりつく。
ノスタルジーさえ感じてしまうこの不快感。
畑がいよいよ夏を迎えていた。
トマト、キュウリ、ナス、モロヘイヤ。
「ちょうどよかった。初物のスイカが採れてるよ」
母がスイカを担いでやってく . . . 本文を読む
夜勤中です。
ナースコールも少なく、平和(=暇)です。
鉄道欲に負けて衝動買いした時刻表も読み飽きたので、数日間を振り替えって見ます。
風邪をひこうがひかまいが出勤でした。
案外どうにかなるもんです。
しかし全てが終わって帰宅後にフラフラ倒れました。
誰かに介助してほしかったです。
仕事であまりの出来の悪さに凹んだりもしました。
恐怖の残業シフト祭。
風邪のとき以上に実家帰りたくなり . . . 本文を読む
「あのマンションの事件怖いね」
「隣の隣なんて誰住んでるかなんて知らないよね」
「明日は我が身や」
「いやだいじだべ~魔除けがあるもん」
「魔除けってあのおとんのトランクスやろ?」
「使用済みのだからリアリティあるんだよ」
「その微妙なクオリティの高さはいらんやろ」
というわけで。
江東区マンションの事件からあまり学んでない自分らですが。
『明日は我が身』というのはかなり身に染みています。
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