ゆずメモ

大事なことと、つまんないことと、手作り和菓子のメモ。

ころちゃん

2008-11-15 | 旬の物
最近、yuzriaiは山梨県がお気に入りで夏休みに続いて11/8~10も行ってきたよ。
宿泊は夏休みと同じく小淵沢のペンションZOOM。今回はペンションのママさんとポレポレウォークというイベントに参加して八ヶ岳近辺の紅葉を楽しむのが目的だったんだ。
ウォークイベントでは写真をたくさん撮ってきたのはいいんだけど整理できる量ではないので、その次の日に行った枯露柿体験のお話。

yuzriai&しまじの旅行や遠出はロクに予定を立てないで行き当たりばったりなことが多くて、今回も明確な予定はウォーキングだけ。ウォーキングの終わった次の日には全く予定がなくてペンション備え付けのパソコンで近隣の注目スポットを探して出かけることにしたんだ。

見つけたのは塩山(えんざん)

この時期は枯露柿を干す風景がまたイイらしかった。さらに、ZOOMママさんに「お寺巡りなんてのもお勧めョ」なんて言われたら行くしかないね。八ヶ岳アウトレットモールに行こうなんて考えてる場合じゃないね。もう決定。変更不可!!

って、なぜか、みるだけだったはずの枯露柿を作ることになった。


まずは、ヘタの周りの皮をナイフで剥く(危ないからということで、yuzriai&しまじには予めむかれたものが渡された)


次に、柿を回しながらピーラーで皮をむいていく。ピーラーの刃が柿の皮に半分だけ当たるようにするのがきれいにむくコツらしい。


きれい!?にむけた柿。うまくむけばラウンドブリリアントカットのように見えるかもしれない....


むいた柿は、輪っかにしたタコ糸の両端に枝の部分を結びつける。いよいよ吊るすのかぁと思っていたらもうひとつ工程があるんだってさ....


柿を吊るす前に硫黄薫蒸。硫黄を燃やしてできたガス(SO2)で、干した柿が黒くなるのを防ぐと共に殺菌も行う大事な行程なんだって。


燻蒸が終わったら、柿どうしがぶつからないように段差をつけて互い違いに吊るしていく。ただ吊るすだけだけど結構楽しい。


吊るし終わった柿。うまく互い違いになっているとすごくきれいなんだけど、この写真は少々いびつだね....これはこれでいいんだと思うけどね。

この状態で25日干して、その後いくつかの工程を経て45日目くらいに枯露柿が完成するんだって....


これが枯露柿になる甲州百匁柿。干し柿用の柿としてはとても大きな部類だと思う。名前の通り百匁あってもおかしくないくらいなんだ!(1匁=3.75 g )


ちなみにね、枯露柿作りの体験ができたのは、yuzriai&しまじが農家に押し掛けて頼み込んだわけではなくて、枯露柿作り体験というのをやっているところがあったからなんだ。
yuzriai&しまじが塩山に行った日が枯露柿を干し始める時期だったことと、体験は時間が決まっていたので、駅についた時間もちょうど良かったみたい。

それから、甘草屋敷の売店のおばちゃんに係のおじちゃん、そのほか関係者の皆さんありがとう...です。もちろん、体験のきっかけを作ってくれたZOOMママさんにも感謝。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わぁーーーー! (ミカリン)
2008-11-19 00:33:09
スゴイたのしそう!!!
きゃぁーー!!なんだか、うらやますぃーゾー。笑
いつか農業体験できる宿泊施設に泊まりたいぃー。
返信する
ミカリンさん (yuzriai)
2008-11-20 00:17:46
うん、楽しかったよ。
干し柿自体は普通の渋柿でもできるからやってみるといいかもしれませんね。
渋柿ならご近所さんに分けてもらえるかもしれないし...

甲州百匁柿は通販もあるけど結構高いし

返信する

コメントを投稿