ナツさんの記事を読んだものだから
井伏鱒二の画集を借りてきた
セザンヌセザンヌと騒いでいたら
井伏鱒二の目を通して
またセザンヌを見ることになった
本当に影響力のある画家だったんだなあ
大正初期は夢二全盛期で
そういうものが載っている
少年雑誌を読んで育った井伏鱒二 17歳の詩画集
絵を見て
それを描いた人の個人情報に分け入っていくのって
面白い
でもさ
田舎の噂話
どこそこの家の誰それはどうしたのこうしたの
それからどうなってんでえ?
と、
おばさんが武蔵に聞いてる
「今はね そういう話はしないのよ
個人情報に首突っ込んじゃだめなのよ」
と武蔵が諭してる。
「そういうのが 茶飲み話ってもんだ!」と
叛乱してる
高齢者は諭してもダメで
話題をそらさないとね
でも
私が
絵を眺めてる
その関心の持ち方も
結構下世話な話も多く
そうじゃなくても
余計なお世話のことまでほじくりたい
田舎のおばちゃんを
侮ってはいかん またほじくろう