遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

古い写真 その3

2020-08-21 02:19:33 | 教育

戦争の終わるころ生まれて

孫たちの未来が 戦争にけがされないように

お盆の間中仏壇に手を合わせるたび

お墓に手を合わせるたび

ご先祖様たちにお願いばかりしてた

教育界のありようも

なんか戦前に逆戻りみたいなツイートが多くて心配だ

私は恵まれた教育環境に育ってきたと思ってきたが

実態は 能天気で 気が付かず

好き勝手にやってただけかもしれない

これは 初任校の 三人目の

学年主任との写真

 

この初任校がいい学校だった

最初の学年主任の話は前にブログに書いたことがある

 

この先輩先生たちに いろいろ教わった

校訓が 自主協調 という学校だった

遠足とか 修学旅行とか 行動コースは

生徒が計画を立てる というやり方で

修学旅行の実踏は6クラス36通りのコースを点検してこなければならず

日にちもかかる 夏休みにこの学年主任と行った

行先は京都奈良で

美術科の人間は古美研をやってきてるから

使い勝手がよかったのだろう

 

世の中 裏金が はびこる

潔癖でないと汚染される と教えてくれたのも

この先生だ

家庭訪問で お土産を渡され受け取ったら

こっぴどく叱られ

そういうのが汚職の発端になる

返してらっしゃい!と叱られた

様々なものの裏金についても

この国の隅々まではびこってると教えたくれた

それで 教材やから教材を買うのもやめた

それで浅草橋の問屋街でいろいろ授業で使う

教材は自分で探しに行き手に入れて

授業を組み立てることも学んで 

それって私人としても ラッキーだった

この学校は 制服もなかった

当時は公立中学も 制服のある学校が多かったがな

制服制度の裏にも 裏金が というのも

そうだなあと思う

我が子らが通った高校は制服がなかった

私は 中学も高校も制服はあったけど

当時はまだ戦後の生活の苦しい時代だったから

制服はあっても強制じゃなかった

 

 

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