記憶なんて曖昧なものだなあと思う
おばさんは
自分の記憶にとても自信があって
(確かに凄い記憶力だが)
それも
そういう気がしてるだけということもある。
私の一番古い記憶はまだはいはいしてる頃のつもりだけれど
繰り返し思い出しているうち補強され歪曲されてるに違いない
自分の子供の赤ちゃんの頃のことは
よく覚えているつもりだが
当人は記憶になく あなたが小さいときに
という話を喜ぶ子供もいるし
同じ子供がしまいにはうざい!
と言い出すこともある
自分自身も
赤ちゃんのときにオムツにした緑色のウンチの話なんか
(もういいよ!)と思いながら聞いてたこともある
いずれにせよ
記憶というのは記憶している人の願望の表れでしかないことは多い
ニコライ堂で遊んだ若者時代はそういうことが分からず
友人同士の記憶の違いに
ありもしない意味をつけては
感情を翻弄されていたことを思い出した
と
悟ったようなことを書いたが
今だって
他人(肉親も含めて)との間で記憶違いがあると
あれこれ
心もやつくときもある