筑紫文化財研究所

筑紫における歴史的文化の探求と漫遊

基地返還50年_白木原ベース通りの建築6

2022-09-11 22:25:31 | 戦後史

ニューヨーク フラワーショップ New York Flower Shop

今の白木原陸橋の南、AIU保険局の向いの角にあった花屋。
平入り二階建ての日本家屋で、通り側は木枠にガラスが一面にはめられていた。
角屋のため店名はモルタルの壁面に白ペンキの下地塗りをし、
2面に店名がペイントされていた。
基地返還後の昭和50年代には高鍋菓子店になっていた。

「白木原バーガー」と「春日ベースバーガー」

2022-09-10 16:43:21 | グルメ

2022.9.10 西鉄春日原駅前のバガーを売るキッチンカー



復刻された「白木原バーガー」と「春日ベースバーガー」
左の「白木原バーガー」はホワイトチーズ
右の「春日ベースバーガー」はチェダーチーズ
しっかり系のバンズ+レタス+マヨネーズ+輪切りトマト+輪切りオニオン+ピクルス+チーズ+チョップドミート
お値段900円(税込)也。


配られたチラシから、復刻の仕掛け人は春日ベース・ハウスの会さんでした。
Good job!

基地返還50年_白木原ベース通りの建築5

2022-09-07 21:58:45 | 戦後史

白木原バーガーショップ、白木原ビアホール
(白木原バーガー・レストラン)

白木原ベース通りの中央付近にあったとされるが、
正確な位置は忘れ去られた伝説のレストラン。
知られる限り残された写真は2カット。1955年頃には存在した。
切り妻の2階建ての日本家屋の1階がレストランに改装され
隣接するビアホールはいかにもレストランから増設したような
箱なりの構造の平屋。レストランの外壁は緑紺色、窓とドアの枠はアイボリーホワイト。
ビアホールは水色でいかにもアメリカン。
名物のバーガーは地元民にも愛され、記憶の味を復活させる動きがあるらしい。

https://www.kasugabaru.net/%E6%98%A5%E6%97%A5balloon%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF/
春日バルーンフェスタ(2022.9.10 SAT)
春日ベース・ハウスの会 /春日ベースバーガー(キッチンカー販売 於西鉄春日原駅西口)

http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s001/20220715210303.html
大野城市HP 西鉄大牟田線高架事業完成を記念したイベントの概要
「まどかマルシェ (2022.9.10 SAT)
西鉄天神大牟田線の下大利駅前、白木原駅前、春日原駅前通りと大野城市役所まどか広場の4箇所でマルシェを行います。その他にも、廃線ウォーク、いろんな車大集合展、大野城心のふるさと館でのイベントなどを実施します。商品総額50万円分相当の賞品があたるスタンプラリーも実施しますので、ぜひ全ての会場をお楽しみください。」



基地返還50年_白木原ベース通りの建築4

2022-09-06 22:07:37 | 戦後史

ジャック(刺繍店)とプレイメイト(パブ)

白木原ベース通りにはバーバーやテラーをはじめとして
同業の複数の店舗があったのが一つの特徴だろう。
ネーム屋もその一つで、ジャックは昭和55年までは通りに遺って
スポーツ関係や制服のネームを商売としていた。妻入り式2階建ての住居兼店舗。
現在、春日市一ノ谷にある五島ネームなどもこのベース通りでの商売の名残と聞く。

西隣のプレイメイトはパブ。飲み屋の客は店で黒人と白人がはっきり分かれていたという。
妻入り2階建てで箱型の店舗で、通り側の2層目には猫耳形の装飾壁が造り付けられていた。
個の2軒の位置は、通りの南西側でジェイムズ・ホングテイラーの数軒西隣の位置にあった。

基地返還50年_白木原ベース通りの建築3

2022-09-04 22:08:25 | 戦後史

ジェームス・ホングテーラー

現在の白木原陸橋南側のライオンズマンション入り口付近にあった中国系のオーダーメイドの洋服店。
基地は昭和47(1972)年に返還されたが、この店舗の建物は昭和55(1980)年頃まであった。
妻入り式で店舗用に建てられた日本式の家屋。
昭和20年代と思われる画像には、通り側に建物に取り付けた外屋の屋根が掛かっている。
昭和37(1962)年の地図では西隣は共同タクシーの事務所になっている。

参考
https://www.youtube.com/watch?v=nE5BKdJuheg