大山レンゲ

花の歳時記

お花見

2012-04-22 16:34:31 | Weblog

満開の桜も葉桜に変わり、新緑の爽やかな季節になった。先日、母を連れてお花見に行った。足が弱ってきた母がお花見に行かれる所をあれこれと夫と検討して宮島のSAに決めた。私達と同じ考えの人達だろうか、老親を連れた人や、車椅子の人が数人おられた。満開の桜の木の下で母とのお花見は久しぶりだったが、嬉しそうに桜を見ながらお弁当を食べていた。帰りは孫の行く大学を母に見せ、市内に出て満開の桜並木を車窓から眺めた。白島近くを通ると母はいつも伯母の思い出話をする。「姉さんにはお世話になった。本当に良くしてもらった」伯母は母にとって親のような存在だった。私達、兄弟も伯母には随分お世話になり[白島の伯母さん]と呼んで慕っていた。来年の桜も皆一緒に見られますようにと願いながら帰路に着いた。

 

 

 

お花見から数日後、友人が母と私をお花見に誘ってくれた。この地に住んで40数年になるのに、近くにこんな素敵な所があったなんて・・・驚いた。道路からは見えない山の麓にこぶし、桜、連翹が鮮やかに咲き誇っていた。まるで桃源郷に迷い込んだようだ。帰り道もあちこちに満開の桜を見ることが出来て母も私も大感激。桜の木の下でと友人の心遣いの抹茶とお菓子は我が家に帰って、友人がたててくれたて美味しく頂いた。Mさん、母と私のためにありがとうございました。感謝しています。