大山レンゲ

花の歳時記

縄張り争い?

2014-06-29 21:41:39 | Weblog

庭の植木がジャングル状態になっている。梅雨が明けて剪定をすると言っていた夫が晴れた日に重い腰を上げた。花の終わった地植えの牡丹やバラが気になっていたが見に行くことが出来ないほど木が茂っている。やっと通り道が出来た。夫曰く「狭い庭の樹の間にいっぱい木を植えたのは誰か?」そう言えば、元気な頃、利休梅、おがたまの木、モッコウバラ、ワビスケ、ろうばい、ぐみ等、好きな花木を植えていた。それぞれが成長して大きくなっている。クロガネモチの根元にはえびねを植えたり、雑草よりはいいとすみれ、たつなみそうを木の側に植えている。夫は花よりは木が好きだ。エニシダも邪魔になると言っている。言われてみれば、好きな花を思いついたままあちこち植えて、雑然としている。しかしこの期に及んで、ばっさりと切るなんて忍びない。

           

夫が木の剪定をしている間、私も外に出て、園芸作業を始めた。根詰まりしている鉢の植替え、挿し木など。7月までに剪定する、アジサイはまだ花がきれいでためらってしまう。母も一緒に出て椅子に座って眺めている。母は花が好きで家の周りの草取りが毎日の仕事だった。なのにじっとして動こうとしない。我が家に来た頃は一人で留守番をして、外で草を取っていたのだが・・・。体力も気力もだんだん衰えているのだろう。

          

色々なことを思いながら、草を取る。元気がなかった友人は食が進んでいるだろうか、イギリス旅行中の友人は今頃どのあたりだろうか・・・気になっていた作業が終わった。園芸作業は癒しの時間である。夫は小さな畑に野菜を作っている。新鮮な野菜はありがたいが、私は畑に境界線を引いて花を育てている。お互い、越境して縄張り争いをしている。

         

少し盛りを過ぎた花もあるが、庭に咲いているクレマチス。


周防大島へ

2014-06-22 22:33:39 | Weblog

恒例になっている仲間との小さな旅。今回は周防大島へ行くことになった。出発日はあいにくの雨、ゆっくり出かけて宿で会うことになった。玖珂SAで休憩をとりながら、友人に電話すると、偶然にも「もうすぐ玖珂に着く」と言う。待っていたら、4人が車から降りて来た。一人足りない。「Mさんは、今、病院で点滴をうけている」と言う。今回の計画も宿の手配もMさんにして貰ったのに残念だ。親の介護、自分の病気、皆いつ何が起こるかわからない年齢になっている。

           

夕食は美味しいご馳走に、久しぶりの再会に話が弾む。男性陣はいつもよりお酒の量が増えているようだが、妻側は皆目をつむっている。部屋は男女別にしているので、遅くまで話が尽きない。女性3人は年齢は少し違うが、同じ職場で青春を過ごし、結婚で転勤したり、住むところも離れているが、もう半世紀以上のお付き合いだ。夫達は一緒に山登りをして親しくなったのだが、昔からの知り合いのように打ち解けている。 

翌日は宿から近い飯の山に行く。山頂まで車が上がるので私も行くことが出来た。近くの展望台に上がっている皆を待っていたら、Hさんのご主人が「近いから行こう」と戻ってきてくださった。写真で見るだけでいいと思っていたのだが、さりげないやさしさがありがたい。20年前に登った文珠山の稜線が見える。そういえば琴石山、銭壺山も近くだ。喘ぎながら登った山の景色が懐かしく蘇る。

                                           

星野哲郎記念館に行った後、岩国の吉香公園に花菖蒲を見に行ったが、花の見ごろは終わっていた。 一年ぶりの小さな旅。気のおけない友人達との楽しい時間に元気を頂いた二日間だった。ありがとうございました。また、会いましょう。        


庭の花1

2014-06-14 23:06:04 | Weblog

クレマチスの花が咲き始めた。

                   

画像の良し悪しは別として時として突然枯れてしまうこともあるクレマチスを記憶にとどめておきたい。

                


新しいリハビリその後・・・

2014-06-08 21:25:58 | Weblog

ロボットスーツを着用してのリハビリ、今日で3回目を終えた。なかなか予約が取れなく、月に一回だが、歩行時間は早くなって来ていると言われた。実感はないが数字で示されると嬉しい。

 

リハビリの様子を見たいと他の医療機関の人に言われ、了解を得て夫に写真を取ってもらった。

重い装具をつけての歩行は疲れる。遠くまで連れてきてもらう夫に申し訳ないとの思いと早く歩けるようになりたいとの思いでついつい頑張ってしまう。「休みましょう」と言われても「もう一往復します」と頑張って歩く。リハビリを終えての帰り道はぐったり。海をちらっと見て眠ってしまう。今日の海は梅雨空を映して鉛色だった。帰る途中で母をデイに迎えに行き、帰って夕食の支度。11年前の退院の時「一番の敵は加齢です」と言われた。その時は心の中で「一番の敵は希望を失うことです」とつぶやいていたが・・・。先生の言われた通り加齢の厳しさを感じているこの頃だ。

 


友人と一緒に

2014-06-04 18:22:49 | Weblog

友人が「芍薬が見ごろになっているよ」と誘ってくれた。そこは幹線道路からはるかに離れ、緑が濃くなった山あいの道を登って行く。以前、ここでアカショウビンの声を聞いたと夫が言っていた。登り切った所に集落がある。

  

休耕田のあちこちに芍薬が植えてある。日が当らない所はまだ固い蕾だったが、人家の近くの畑一面に咲いている芍薬は見事だった。静まりかえった集落には人影が見えない。

帰り道は違う道を通った。途中で出会ったじゃけついばらの群生。車もあまり通らない川岸に咲き誇っている。鮮やかな黄色い花に、雄しべの赤が彩りを添えている。連れて行ってくれた友人は花の知識が豊富で、じゃけついばらの名前を教えてくれたのも彼女だった。

Mさん、楽しい一日でした。いつもありがとうございます。感謝しています。

花言葉  ジャケツイバラ 賢者     芍薬  恥じらい はにかみ 清浄


咲いた‼

2014-06-04 10:36:56 | Weblog

以前、蕾のまま終わってしまったサンダーソニア。廊下の隅に置いていたもう一つの鉢を外に出していた。咲き始めたクレマチスやミニバラばかりに気を取られていた頃、思いがけず芽が出てきた。さんさんと日を浴びてぐんぐん成長してきた。

   

濃いオレンジの可愛い花が咲いた。太陽の光を与えなかった最初の鉢に「ごめんなさい」の心境である。

来年も咲いてほしいと願いながら液肥を与えているが、二年目に咲かすのは至難の業とか・・・。サンダーソニアとの一期一会に感動している。