先日、白寿を迎えられた先生のお祝いの会が、昨年と同じ場所であった。今年は参加しないと決めていたが、電話でよく話す友人が横浜から日帰りで来るといい、近くの友人の誘いもあり、急に行くことにした。
先生はお元気で、足取りも軽やかに歩いて来られた。お世話役のKさんは中学時代の写真を沢山持ってきて、先生に手渡された。先生は一枚一枚を手に取って懐かしいと感慨深そうに見ておられる。白寿のお祝いの品はピンクの胡蝶蘭ときれいな写真入りの古今和歌集。昨年は新古今和歌集だった。国語を教えておられた先生はとても喜んでおられた。先生を囲んで生徒八人。昼食をしながら、懐かしい思い出話が盛り上がる。大阪から参加のSさん、当時生徒会長だったそうだが、知らなかった。そう言えば勉強もスポーツも万能の優等生だった。はるか昔のことである。先生はお元気で百歳を迎えられることだろう。生徒は皆、先生の年までは無理だなと言っていた。近くにつつじの名所があるがあいにくの雨だ。連れて行ってくれて、待っていてくれた夫に感謝。