先日小豆島へ行った。岡山港からフェリーで70分、穏やかな船の旅だ。
小豆島は瀬戸内海、播磨灘にある。小豆島と言えば、ソーメン、醤油、オリーブ、壷井栄の二十四の瞳が浮かぶ。
「二十四の瞳」は高峰秀子と田中裕子の主演で二作作られているようだが、私が見たのは高峰秀子の作品だ。夫の印象に残っている場面は子供たちが大石先生の家を訪ねて行く場面とか。私は目の見えなくなった男性がクラス会で小学生の時の写真を指しながら、友達の名前を言う場面を泣きながら見たのが忘れられない。
日本三大渓谷の一つである寒霞渓には車で行った。景色を見るにはロープウエイで登る方がいいようだ。車道にお猿の集団がいた。何しに来たのというような表情でこちらを見ている。
映画村には懐かしいスターの写真がいっぱいだ。市川雷蔵、東千代介、中村錦之介、大川橋蔵等、若いころ見た時代劇が思い出される。
この島に12局ある郵便局のうち6局に寄り旅の貯金をした。最後に行った港の近くの局は時間を5分過ぎていたのでATMで入金するから局印を押してくださいと頼んだが、冷たく断られてしまった。鳥取の局では押してもらったのだが・・・。
度々訪問して下さった皆様に申し訳ないと思いながら、パソコンに向かう気力が出ませんでした。体と同じように心も歳をとっていると実感しています。訪問していただきありがとうございました。感謝しています。