雪の大晦日になりました。今年もあと数時間で終わります。この一年、拙いブログにお出で戴きありがとうございました。このブログがいつまで続くかと思いながら今年も終わりそうです。新しい年が皆様に希望に満ちた年になりますよう心からお祈り申し上げます。
雪の大晦日になりました。今年もあと数時間で終わります。この一年、拙いブログにお出で戴きありがとうございました。このブログがいつまで続くかと思いながら今年も終わりそうです。新しい年が皆様に希望に満ちた年になりますよう心からお祈り申し上げます。
世間では年末に向けて忙しくしている人が多いというのに、また風邪をこじらせて、熱の日が続いた。幸いインフルエンザではなかったが、すっかり弱ってしまった。掃除は夫の得意分野、窓拭きも終わり内外がきれいになり、どうにか新年を迎えることが出来そうだ。
友人が「見せたいものがあるから今から迎えに行く」と電話してきた。玄関に入るとお正月用の飾りがしつらえてある。部屋には鶴の刺繍の内掛けが飾ってあり、古布で作った飾りが吊り下げてあった。この飾りは一つ一つが丁寧に作られていて、素人の目にも素晴らしさがわる。
彼女は数年前リハビリで一緒になり、それ以来、親しくしている。股関節で長年苦しみ、三ヶ月前、九州の病院で手術し「頑張りすぎよ、肩の力を抜いて・・」というくらい頑張っている人だ。きれいなものを見せて、元気付けようとしてくれた彼女に感謝した一日だった。
今年もまた買った。四十余年使い続けている家計簿。パソコンで管理できるのに、書店に家計簿が出る頃になるとここ数年「どうしよう~」と迷いながら毎年買ってしまう。忙しく働いていた頃、婦人之友に出会い、以来いつも傍らにおいて家事、料理子育てと頼もしい教科書だった。婦人之友社の家計簿は四十年前と様式は変らないが、高年生活の家計簿は職業費、教育費の項目が少なくなり、年金生活者向きである。
一日の終わりに家計簿をつけ、今日の出来事を書いて終わる長年の習慣は体調が許す限り続けることだろう。しかし膨大の量になっている過去の家計簿をそろそろ処分する時期に来ている。我が家の歴史を懐かしんで見る時間の余裕も無い。体力のあるうちに処分しなければと思うが・・・。
私より若くて元気な友人が「身辺整理を始めているが、きれいに片付くまでは100歳を越えるかもしれない」と言っていた。「捨てる」この一語に尽きるのだが思い切れない物が多い。
故郷で神楽の太刀納めがあると母が知らせてくれた。津浪神楽団は多くの大会でたびたび優勝しており、今年は広島神楽グランプリ2009で「天の岩戸」の演目で優勝している。伝統と実力のある神楽団である。
会場は小学校の体育館である。実家に行く時側を通ると、開演一時間余り前にもかかわらず校庭には車がいっぱいだった。この頃は追っかけであちこち行く人がいるようだ。
母と夫は会場に出かけた。私は少し無理なのでこたつで読書。こたつに入り窓の外を見るとサンシュの赤い実が見える。山の近くにはゆずが鈴なりになっている。時には猿の親子が通ることもあるようだ。一人の静かな時間がゆっくり流れる。
夫が「うまく撮れなかった」という画像を載せた。都会に住む弟達に、故郷の懐かしい神楽の舞いと太鼓の音が届きますように。
画像は 天の岩戸と塵倫
二男の末っ子の幼稚園最後の発表会を見に行った。孫のひ○君は両親、歳の離れた兄と姉、皆に可愛がられて天真爛漫に育っている。昨年の発表会では舞台の上で皆より少しはみ出した様子に両親は困惑しているようだった。祖父母から見れば、ただ可愛いと笑って見ていたのだが・・・。
孫達のミュージカル「ピノキオ」が始まった。どの子も大きな声で歌い、一生懸命踊っている。孫も今年は皆と一緒に楽しそうに歌い踊っていた。成長した姿に胸が熱くなる。
「ひ○君良く頑張ったね。じいちゃん、ばあちゃんは嬉しかったよ。」この幼稚園を訪れることはもう無いかもしれない。名残を惜しみながら園を後にした。