遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

六日山

2009年01月06日 | その他
お晩でがんす
正月の6日は「六日山」といって、山の神様を訪ねて新年の挨拶をする、我が家では山中にお祀りしてある「山の神」ニ、塩と、切り餅と酒を持って行き奉納する
課って飲める時代ではみな飲み干して帰ってきたものである
そして、幾種類かの木の枝を切ってくる
山法師の枝も其の一つで 13日の小正月の繭玉を差す木である
山法師の新枝はとても元気良く成長して伸び脚が長いので繭玉を指すととても優雅に撓う
丁度一週間前に伐ってくると程よく乾燥して枝先に繭玉を指しても苦くならない
伐り立ての木は苦味が有る、大切な冬目を、虫や鳥などの他の動物に食べられないように強めの苦味を持っている
繭玉は、蚕のさなぎの袋で絹糸の元であるからして自然界で唯一蚕が食べる葉っぱであります、書家の花もとても綺麗だし、秋の熟した実はこれまた美味しい。
晩秋の紅葉は真っ赤になる、何処をとっても有能な、役に立つ誰かさんのような木であります


そしてもう一つは「三椏空木」という木です
この木の去年の徒長枝は素性が良くとても砂を名これまた誰かさんのような木です
林縁に良く生える落葉低木です、名前の通り幹の芯が空洞になっています
この木の表面の皮を剥いてから日陰で七日間干します、
程よく乾燥したものを削り花つくりに使います


そして帰り道すがらの小川で、日本芹を収穫してきます
クレソンの「しな芹」とは違う日本の昔からある和芹。といわれるものです
このほかに,薺、御行。繁縷、仏の座(小鬼たびら子)㈱、大根、が春の七草ですが、この蕪と大根を抜かした自然食を5種を見つけてきます
どれもが全て漢方薬の原料で冬のビタミン不足を補う食材です
なんて昔の人は頭がよかったのでしょうね
明日の朝はこの七草を入れた七草粥を頂きます
ほっかほっかの粥でふーふー言いながら食べるのがコツです

そんじゃあ又
遊童子

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