仲良しの少年

お晩でがんす
神の留守でも、神技の様な事が出来る人はいるものです
何時もの事乍、市販の安物のマジックペンで、自前の窓に書いてある窓絵は
とても安上がりだけれど、二度と描けない絵でもあります
折角描いた絵も時期がくれば綺麗に洗って拭き取ってしまいます
もう二度と陽の目を見る事も無い、、、、
でもだから価値が有り、見たいと思うのだろう、十月の絵は仲良し少年の絵だ



大きな公孫樹の木の下で肩を組んで語り合う少年だ、二人は幼馴染の同級生なのだろう
右側の目の大きな少年の「どや顔」は何か自慢話をしているのだろう
其の目の輝きとしっかりと見開いて眼はよほど良い事か嬉しい事が有ったのだろう
ベストの少年の心から其の事を喜んでいる顔が二人が心の底から信頼している様子がうかがえる
拡大してみると余計にわかる



そして多分一人は床屋さんの息子であるし、もう一人は何時も床屋さんに遊びに来ている少年だ、何となれば二人とも綺麗にパンチパーマがかかっている
でも日本の学校でこんな頭が許されるのだろうか？
或は外国人との二世なのかもしれない
少し冷たい秋風が吹いて来始めたところに、希望と暖かみを持たせる絵だと感じている

この窓絵も後一枚か二枚で正月に成る、[光陰矢の如し]だ
又年を取る、厭でも応でも、、、、、、、、、、、、、、、、

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子