先日一時帰省中の孫と赤城へ躑躅見物に行ってきた
見事な躑躅であった。蓮華躑躅は未だ少し早いようだが、山躑躅は本当の真っ盛りであった
新緑の雑木林の裾を飾る真っ赤の山躑躅の群落はいつ見ても何度みても楽しいし感動する
私が勝手につけた火炎峠の名が当にぴったりの場所だ
克っては牛の放牧場であった、利口な牛は蓮華躑躅や、山躑躅の葉は食べない、毒性があるからだ
そうして何代にもわたってそれらの躑躅類が残りことさらその周りの草がたべられて
一大躑躅群生地に成った
山海棠、山林檎、ずみ、等いろいろの名がある樹も真っ盛りで咲いている。紅白に成って目出度い
何百年もの間多くの人を楽しませ、多くの家畜を育んで来た処だ
蓮華躑躅も咲き出した、飛び上がりの、せっかち野郎がどこの世界にもいるものだ
白樺の白と山躑躅のあかでともに際立っている
蓮華躑躅はもう少しだ、まだおぼこである
今は錺に成ってしまった牧柵が、大分色褪せているが、まだしっかりとしている
燎原の火の如き様相は本当に見ごたえがある
こうして山躑躅の湖に溺れて一時を過ごしてきた
関西の方へ嫁ぐかもしれない。孫娘が、故郷での思い出を紡ぎ記憶にとどめておきたいと思い
もう何時会えるかもしれない高齢の爺さんに思い出に残る爺さん孝行をして見せたのであろう
何時かは必ず来る別離の時の思い出をつ作って措くことは必要なことだ
孫娘の新しい旅立ちを爺はただ黙ってみていて見送るだけだ
年を取ると言う事はこういう事なだ、
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そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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