和貴の『 以 和 為 貴 』

甘い言葉にそそのかされない為に


先日、ある知人がわが家へ訪れ
「最近ちょっと投資っちゅうもんに興味あるんやけど、ゆぅすけちゃん、わかる?」
と聞いてくるので、筆者のPC内にインストールしてあるDMMのFX画面を見せながら、



「〇〇さん、これ見てなんのこっちゃかわかる?」
と訪ねてみたところ

「こんなん初めて見るねんけど・・・」

筆者は兎に角、知人が投資というものに向いているのか否かを探ることにしました。

「○○さん、ドルにしろユーロにしろ、買うってなったら、その後どうする?」

「・・・、ゆぅすけちゃんやったらどうするん?」

「買うにしろ、売りにするにしろ、やっぱり景気動向とか経済状況をきちんと把握できてないと、必ず損をするからね。○○さんは、きちんとそうしたことを確認する術を持ち合わせてる?」

「例えば、どんなんあんの?」

「本来なら経済ジャーナルのような新聞や雑誌かな?通常の新聞でも良いと思うけど、海外の情勢とかもしっかり把握できるような、例えて、アメリカがイランとの合意を破棄したとか、そういうことってモロに為替とか株に影響出てくるみたいやし。」

「そういうのって、ゆぅすけちゃん得意やん。そういうのいろいろ教えてくれへん?」

(こりゃ、向いてないな・・・)

「いやいや、得意ちゃうし・・・。俺、数字とかめちゃ苦手やし・・・。学生の頃、数学のテストが「ゼロ」ちゃうで。通知簿が「ゼロ」やってんで。わかる?通知簿やで・・・(笑)」

「そんなん関係ない思うで。そやしゆぅすけちゃん、いつも言うてるやん。感性の問題やって。ワシ、ゆぅすけちゃんが教えてくれて大損しても、後悔せんと思うわ。せやから聞きに来てんで。」

「いやいや、困るわぁ。兎に角、もしやるとしても初めは慣れるまで投資額を少なくしとかなあかんで。それと為替にしろ株にしろ、取引時間とかをきちんと把握しとかなあかんよ。例えば市場取引が始まる時間が九時なら、それに合わせて取引を開始する。んで、取引終了の時間も自分なりに決めておくこと。収支がマイナスであろうとプラスであろうと決めた時間内でのみ取引をする。これが大事やで。」

「なるほど・・・。難しいやねぇ」

「うん。楽して稼げるってのは、嘘やと思うよ。そやし取引方法も何パターンもあるみたいやから、そうしたことも自分なりにきちんと把握しとかなあかんから。って○○さん、できる?」

「ほんま難しいんやなぁ・・・」

「せやで!難しいんやで。競艇や競輪とちがって、買って放ったらかしってわけにはいかんしね。常にこのグラフの動きに注目しとかなあかんしね。」

「うん。そしたら考えとくわ。もしやれそうやったら、ゆぅすけちゃんのPCからやってみるわ。」

「うん?それは俺に投資してくれるってこと?(笑)」

「それもありかなぁ~(笑)」

「いやいや~、やめて~(笑)」


と、なんとか知人には、投資というものを諦めてもらえたのですが、これまでも幾度となく、投資に興味ある人を説得するため、自分なりにその知識というものを高めてきたつもりであります。

筆者自身、投資というものには全く関心がありませんが、やはり守るべき人のために自らを犠牲にしなければならない歯がゆさみたいなものを感じずにはいられません。

甘い言葉が蔓延している現代社会においては特に・・・。



その後、知人とは「日本」のことをあれこれ語り合いました。とさ・・・(笑)


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