和貴の『 以 和 為 貴 』

唯円さんゆかりのお寺、「立興寺」


 「歎異抄」という古い書物があります。著者は親鸞聖人のお弟子さんで、唯円さんという方です。最近はこの「歎異抄」に関する本を三冊読ませていただいておりました。



 「歎異抄」 金山秋男訳 致知出版
 「歎異抄」 本願寺出版
 「歎異抄をひらく」 高森顕徹著 一万年堂出版



 そんな折り、「歎異抄」の著者であります唯円さんのことが気になり、その旨を母に訪ねてみました。すると母から、「唯円さんのことを知りたかったから、下市に立興寺というお寺があるからそこへ行ってみたらええよ。」と聞かされました。

 『えっ?なんで下市なん?めっちゃ近いがな!』とわたしが驚き尋ねると

 「唯円さんのお墓がそのお寺にあるんやで」と。


 そんなわけで10日、妻と共にいざ立興寺へ!





 お寺に面する国道というのは、これまで何度も何度も通った道でありまして、その風景というのも見慣れたものでありました。ですから、「こんなところに唯円さんのお墓が?」と思いながら境内へと入らせていただきました。

 すると早速、「唯円大徳墓はこちら」という看板が目につき、その矢印の方を辿って歩き始めました。境内の裏山に沿って、細い小道を登りはじめてまもなく、母の言葉通り、たしかに唯円さんお墓へ辿りつくことができたのです。







 しばらくのあいだ、墓前の前で思いをふけさせていただき、境内へと戻りました。するとお寺の住職さんがみえられ、本堂の方へご案内していただき、阿弥陀さんにお参り後、唯円さんのお話をいろいろとお聞きすることができたのです。

 唯円さんのご苦労されたお話などもいろいろ教えていただき、「歎異抄」という書物が書かれた経緯なども深く知ることができました。


 いやぁ~有難いご縁に恵まれ、実に感謝のこころでいっぱいであります。


 ⇒立興寺



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