北朝鮮 核兵器実験

９日、北朝鮮による５度目の核兵器実験成功の報道が、朝鮮中央テレビを通じ世に知らされた。

南朝鮮メディア、聯合ニュースの報道によれば９日午前、マグニチュード５の地震が発生し、もしかすると核実験の影響ではないだろうか、との見方があった。しかし午後になり北朝鮮の正式な発表によって、５度目の核兵器実験が成功したという報道があり、素直に実験成功を認めざるを得なくなってしまった。

さらに懸案となるのが、今回成功とされた核兵器自体の威力である。マグニチュード５を記録する核兵器といえば、素人の筆者でも大体の見当がつく。おそらくは広島・長崎に投下された兵器よりも大きい・・・と。

というよりもだ、兵器の威力に関する事実はともかくとして、日本政府や関係各国政府においては、そのような強い危機意識をもった上で、今後の北朝鮮に対する策を議論してほしいものである。


わが国の実情からいえば、「経済なくしては国家が成り立たない」という事情を抱え、そのことをキム政権は深く見抜いている。

「経済なくしては国家が成り立たない」まさにわが国最大の弱点ともいえることは、長年の弱腰外交をみれば明らかなことである。経済や先進技術では強腰でも、いざ国防といえば弱腰では、なめられて当然だ。このことはキム政権に限っての話しではないが・・・。

さて、経済一辺倒が多くを占める日本政府と日本国民が、拉致被害者の救出を含めた北朝鮮問題をどのように解決していこうとするのか、そして、後生を生きる日本人の安心と安全のためにどのような対策を講じていけるのか、その動向が気になるところではあるが、北朝鮮ばかりを「悪だ」と決め付けるのではなく、自国の「邪」の部分というものもきちんと見極め、そして改善されていってほしいものと思う。





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2016-09-09 アメブロ記事より