見出し画像

和貴の『 以 和 為 貴 』

【朝鮮半島】 神秘の国・北朝鮮を考える 〔1〕


近頃は、シナ中共の内情などを自分なりに探るためにと、ネットサーフィンすることが多くなり、唯一の楽しみである "お魚釣り" にも全く行けてない状況で、「じゃぁ、土曜日にでも釣りにいこか?」と、妻を誘ってはみたものの、天気予報を見ると、何やら雲行きも怪しい感じで、日曜日である今日は、一日中雨が降り続くということで、本当なら、九州のある方のブログを眺めていると、「桜が咲き始めたよ」という記事を読んでいたので、「ほな、桜カレイでも釣りにいくべ~」とか考えていたけれど、また日を改めるしかないな~と。

で、今回は、先日も少しばかりブログで取り上げてみた、神秘の国である北朝鮮人民共和国のことを取り上げ考えてみようかなと思う。



北朝鮮という国のことについては、今さら、あれこれ説明するまでもないと思われる。しかし、我々日本人というのは、北朝鮮についてどれだけ知っているのだろうか。というよりも、ほとんどの日本人というのは、「北朝鮮という一党独裁の社会主義国家には関心などない」といった感じではなかろうか。

それは恐らく、多くの日本人が拉致されたりであったりとか、一般庶民は飢えているのに上層部だけが潤っているだとか、核兵器を所持しようとしているであったりなど、その多くがメディアから流れてくる情報の範囲内でしか我々日本人には北朝鮮を知る由もないわけで、同じ民族国家である南朝鮮(=韓国)と比較してもその情報量というのは、えらく違いがある。

しかしながら、近年、経済的にも軍事的にも膨張し続けるシナ中共の存在を考えてみたとき、その弟分のような存在である北朝鮮が、今後の日本社会にとって絶大な影響を及ぼすことになるかもしれないわけで、そんな想いから、自分なりにあれこれ考えを巡らしていこうかなと思う。


結論からいえば、この先10年以内で、北朝鮮は大躍進し、南朝鮮を追い抜き、日本と肩を並べてくるか、もしかすると、それ以上になるかも知れない、ということだけは、まずは述べておきたい。

何故、そんなバカみたいなことを言うかといえば、先程も述べた通り、シナ中共の存在を忘れてはならないからであって、つい20年ほど前の世界情勢を考えたならば、軍事的にも経済的にも世界トップの米国との差は誰の目からも歴然だったはずが、たかだか20年の間で、いまや、米国と世界を二分するかもしれない巨大国家へと生まれ変わっている。そういう現実世界をみれば、では、北朝鮮は例外なのかといえば、それは全くといって違う話だと思うし、現在のわが国の情勢とを深く考えたならば、もはや楽観視できるような状況でもない。

尚、現在の北朝鮮を考えた時、ポイントとなる要素が大きく3つあると考えられ、ひとつは外交と安全保障、ふたつは科学技術の進歩と発展、みっつは教育と経済規模の拡大である。



■ 北朝鮮の外交と安全保障

現在の北朝鮮というのは、5カ年計画とやらを打ち立てているようだが、その中身は全くといって分からない。しかし、先を見越した中期計画というものを打ち立てられることについては、何かしらの後ろ盾を有し、明らかな "自身" というものが感じられる。なによりも、自国民に対して声高々に宣言しているのだから、首脳部は全力で計画達成に息巻くことであろう。

まず、外交と安全保障の観点からいえば、何といっても隣接するシナ中共とロシアが後方に控えており、この三者は同盟関係にあるといっても過言ではない。北朝鮮というのは、旧ソ連時代から引き継がれている、西側勢力に対抗するための防波堤の役割を担っており、旧ソ連が崩壊したのちも、シナ中共の台頭によって、旧ソ連時代の頃よりもさらに外交力が増していると思われる。

というのも、世界の国々では現在、社会主義化する国家が増えていることも無視してはならず、また、その最たる要因としては、行き過ぎたグローバリゼーションとリベラリズムによって引き起こされる貧困と格差の増大、そして、その国、その地域等の文化や伝統が傷つけられてしまいかなねい、とする国内情勢の安定化などを考えれば、社会主義化するのは当然のことともいえるだろう。

また、こうした観点からいえば、日本や米国などの自由資本国家は悉く警戒されていくであろうし、さらにいえば、ある程度の社会秩序が保たれた国家が、これからの世界経済、および世界秩序を担っていくことが予想されるわけで、シナ中共やロシアに関わらず、北朝鮮もまた、世界各国との結びつきが強まっていくのではないだろうか。

ところが、何せ、わが国に限らず、世界の主要メディアから伝わってくる北朝鮮の情報というのは、非常に限定的なものばかりで、その内容も、到底、真実とはいえないものがほとんどなのかも知れず、誤った情報というものは国家や国民を危機に陥れる可能性さえ含んでおり、違った角度から疑いみることも大事なことだとも思うのである。

また、アリラン通信という北朝鮮が発信するサイトはあるものの、その中身を見れば、ある程度の国内情勢のことは窺い知ることが可能ではあるが、いざ、外交・安全保障に限っていえば、非常に薄いものばかりである。

強いていえば、現在の文政権下の南朝鮮との繋がり、というよりも、その動向については、非常に冷静な見方をしている、といってよく、何といっても、南朝鮮の情報というのは、何から何まで北の首脳部には筒抜け状態なのだから…。そしてそれは、現在わが国で話題となっている、 "LINE" という得体の知れない通信サービス会社が管理する、わが国のあらゆるデータなんかも筒抜けになっていることも予測できよう。特に、各省庁や各自治体はもとより、政治家や役人などの個人情報なども北の首脳部が取得することにもなれば、対北朝鮮との外交戦略どころの話ではなくなってしまう。

こうしたことからも、核兵器以外の外交カードを手中にし、それをチラつかせる外交手段というのは、極めて悪質なれど、極めて有効的である、ともいえ、朝鮮戦争休戦から70年余りが経ち、勝てば官軍、負ければ賊軍の狭間の中で、これまで耐え忍び培ってきた知恵や知識というものが、シナ中共の台頭でいよいよ開花するときが目前に迫ってきている、と、そんな風に思えてくる。

こうした『得体の知れない恐ろしさ』というものを相手国に抱かせる、それこそが、北朝鮮の外交戦略の真髄であり、安全保障の確保戦略なのだろう。そして、決して、主要メディアが垂れ流すような、弱小国家ではないことを心得ておかなければならない、とも強く思う。



つづく・・・

↓↓モチベーション維持にご協力お願い致します。m(_ _)m

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「特亜」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2023年
人気記事