Reflexから新しいアイテムが発売されています。
Carbon Baseというハードシェルの底からくるぶしにかけてカーボンで覆う部品です。
実はこのアイテム、2008年頃からアイデアとしてはあったのですが、成形の難しさや、既存のハードシェルにどのようにして装着するかが中々決まらなかったのです。
ハードシェル全体をカーボンで作った試作品も有りましたが、コストを考えるととても商品化は出来ませんでした。
カーボンベースの目的はただ一つ。
既存のハードシェルで発生する、左右方向のねじれの発生防止です。
既存のハードシェルはインラインスケートの型を流用して作られています。
足の形に合わせて作っているので、ハードシェルの底が立体的に成形されています。
インラインスケートの場合、ハードシェルの底にブレード(タイヤ)を装着するので、ブレードが一直線にさえなっていればハードシェルの底が立体的に成形されていても問題ありません。
しかし、水上スキー用ハードシェルの底が立体的に成形されていると、スキー側に装着されている真っ平らなカーボンプレートと相性がよくありません。
試しにハードシェルを平らな机の上に置いて、横から指先でハードシェルを弾いてみて下さい。
ハードシェルは左右に揺れるはずです。
この揺れがスキーの大敵なのです。
ラバーバインディングからハードシェルに変更した時、何が起こったか。
それはスキーの応答性(レスポンス)が急激に向上した事です。
むしろ急激にスキーが反応するので、スキーヤーは戸惑ったものです。
言い換えれば、スキーヤーはターン中にものすごく無駄な力をラバーバインディングを通じてスキーにかけていたのです。
ハードシェルに変更する事で記録が伸びました。
世界記録もハードシェルです。
私の自己ベストも伸びました。
ハードシェルの進化はまだまだ止まりません。
今回のカーボンベースは、今まで成し得なかったハードシェルの底をフラットにする事に成功したのです。
これにより、平らな机の上にハードシェルを置いて指で弾いても、ハードシェルはびくともしません。
これで完全にスキーと一体化出来るのです。
ラバーバインディングからハードシェルへ、ハードシェルからハードシェル&カーボンベースへ。
スキーのレスポンス向上は、記録の向上につながります。
真横から見てみましょう。
これが従来のハードシェル。
そしてこちらが従来のハードシェルにカーボンベースを装着したもの。
違い、お分かりでしょうか。
既にハードシェルを購入された方も、このカーボンベースをレトロフィットすることが出来ます。
くるぶしのリベットをノミと金槌で破壊する必要がありますが、そんなに難しくはありません。
また、カーボンベースを装着することで、ハードブーツの高さが3mm程高くなります。
それに合わせてビンディングの下に挿入するカーボンスペーサー、
フロントのU字型金具の下に挿入するカーボンスペーサーもキットに含まれています。
勿論Reflexにカーボンベース付きでハードシェルを発注すれば、改造作業なしでカーボンベース付きハードシェルを手に入れることができます。
3月まで後一ヶ月、そろそろ今シーズンに向けてスキーの妄想開始です。
Carbon Baseというハードシェルの底からくるぶしにかけてカーボンで覆う部品です。
実はこのアイテム、2008年頃からアイデアとしてはあったのですが、成形の難しさや、既存のハードシェルにどのようにして装着するかが中々決まらなかったのです。
ハードシェル全体をカーボンで作った試作品も有りましたが、コストを考えるととても商品化は出来ませんでした。
カーボンベースの目的はただ一つ。
既存のハードシェルで発生する、左右方向のねじれの発生防止です。
既存のハードシェルはインラインスケートの型を流用して作られています。
足の形に合わせて作っているので、ハードシェルの底が立体的に成形されています。
インラインスケートの場合、ハードシェルの底にブレード(タイヤ)を装着するので、ブレードが一直線にさえなっていればハードシェルの底が立体的に成形されていても問題ありません。
しかし、水上スキー用ハードシェルの底が立体的に成形されていると、スキー側に装着されている真っ平らなカーボンプレートと相性がよくありません。
試しにハードシェルを平らな机の上に置いて、横から指先でハードシェルを弾いてみて下さい。
ハードシェルは左右に揺れるはずです。
この揺れがスキーの大敵なのです。
ラバーバインディングからハードシェルに変更した時、何が起こったか。
それはスキーの応答性(レスポンス)が急激に向上した事です。
むしろ急激にスキーが反応するので、スキーヤーは戸惑ったものです。
言い換えれば、スキーヤーはターン中にものすごく無駄な力をラバーバインディングを通じてスキーにかけていたのです。
ハードシェルに変更する事で記録が伸びました。
世界記録もハードシェルです。
私の自己ベストも伸びました。
ハードシェルの進化はまだまだ止まりません。
今回のカーボンベースは、今まで成し得なかったハードシェルの底をフラットにする事に成功したのです。
これにより、平らな机の上にハードシェルを置いて指で弾いても、ハードシェルはびくともしません。
これで完全にスキーと一体化出来るのです。
ラバーバインディングからハードシェルへ、ハードシェルからハードシェル&カーボンベースへ。
スキーのレスポンス向上は、記録の向上につながります。
真横から見てみましょう。
これが従来のハードシェル。
そしてこちらが従来のハードシェルにカーボンベースを装着したもの。
違い、お分かりでしょうか。
既にハードシェルを購入された方も、このカーボンベースをレトロフィットすることが出来ます。
くるぶしのリベットをノミと金槌で破壊する必要がありますが、そんなに難しくはありません。
また、カーボンベースを装着することで、ハードブーツの高さが3mm程高くなります。
それに合わせてビンディングの下に挿入するカーボンスペーサー、
フロントのU字型金具の下に挿入するカーボンスペーサーもキットに含まれています。
勿論Reflexにカーボンベース付きでハードシェルを発注すれば、改造作業なしでカーボンベース付きハードシェルを手に入れることができます。
3月まで後一ヶ月、そろそろ今シーズンに向けてスキーの妄想開始です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます