バンコク・ドバイ・沼で水上スキー ==日々雑感==

駐在先のバンコクで水上スキーサイトを整備。
ドバイでも水上スキーを続け、日本帰国後も沼にはまった。

SkiのFlexについて

2011-06-26 10:21:31 | Reflex
このReflex Bond Plate、アルミ製ですがラバーバインディングのアルミプレートとは異なり、非常にしなやかです。

工場長のLaurent曰く、「アルミプレートを貼り付けても貼り付けなくてもFlexに変化は無かったよ~」とのこと。
ちなみにFlexはこんな機械で計測します。



計測台、ジャッキ、デジタル体重計、ダイヤルゲージの4点セットです。

スキーをセットしある一定の負荷をかける為ジャッキを上げていきます。
負荷量は体重計で計測します。

一定の負荷がかかったらダイヤルゲージのメモリをゼロに合わせ、体重計もゼロリセットします。

その状態から更にジャッキを伸ばしで負荷をかけています。
ダイヤルゲージが一回りするまで負荷をかけ続けます。 


ダイヤルゲージが一周したら体重計の目盛りを確認します。


これがFlexの値です。


スキーの後端部から定められた4箇所のFlexを計測します。

これは私の現在のスキー。 一番大きい値が121のSoft Flexです。


これはこの間までテストしていたスキー。 一番大きい値が141のRegular Flexです。


こちらがジュニア用の62インチのZEN。 Regular Flexですがサイズが小さいので一番大きい値が130ですね。



スキーのFlexが変わると滑りが全く変わります。
柔らかければスキーが良くしなるので、ターンもカットもパワーがいらなくなります。
でもスキーの耐久性は劣ります。
難しいです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿