真昼の月

創作?現実? ちょっとHな虚実不明のお話です。
女の子の本音・・・覗いてみませんか?

回る回る 花びら回転♪

2004-08-22 07:04:06 | Weblog
ピンクサロン・・・キャンパブともセクキャバとも、勿論ファッションヘルスとも違う淫靡な響き。
私はこの淫靡さが非常に好きである。

この場合のピンサロは、勿論最近の”女の子つきっぱ”の極めてOPENなヘルスもどきとは違って、あくまで古式ゆかしき花びら回転でなくてはダメだ。
そう、女の子が複数テーブルを掛け持ち、なおかつヘルプはノーサービスの蛇の生殺し状態に限りたい。
一昔も二昔も前のアイドル歌手のような、ごくごく安っぽいドレスを身に纏い、チープで場末な雰囲気のミュールを履き、源氏名だけでなくコールナンバーなんてのも付いてて、勿論フロントではなくリストでは賑やかな独特のリストコールなんてのも付けて欲しい。

室内はあくまで薄暗く、勿論本サロでもなく、男と女の駆け引きが飽くことなく繰り返され、我に返ったらこっぱずかしくなるようなとんでもない体勢で、狭いソファーでくんずほぐれつする・・・そんな淫靡で独特な世界が無性に好きなのだ。

はっきり言って働きたいとかでは無い。
他業種を知った後では、あまりにも不衛生極まりないこの環境。
イソジンでうがいをするとはいえ、花びら回転をするって事は、それだけ罹患者がいれば感染確立が増えるって事でもある。
おまけにテーブル掛け持ちすれば、それだけ急いでサービスしなくちゃいけない事になる。
忙しい時など「いらっしゃいませ、失礼しまーす」、別テーブルでは「おまたせー、モゴモゴ ちょっと失礼しまーす」と言って嗽に直行。その後はまた別テーブルで「お待たせしましたぁ。 あ、そろそろお時間ですぅ」ってな事にもなりかねない。

当然お客も空いてる子を指名しようとする。
ここが駆け引きの面白いところ。
OPENな空間で指名変えなんかされたら、女の子だって面白いワケがない。
かといってヘルプとしたら売り込みには余念が無い。
空いてる子を指名したからといって必ずしもつきっぱになって貰えるとも限らないし、タイミングが悪ければ空いてるはずの子にチェンジした後に、さっきまで大忙しだったご指名の女の子をヘルプに付けられたりして針のむしろ なんて事もあったりするのがピンサロの醍醐味!
ここまで運が悪くなくても、指名が変われば、本来お目当てだった女の子が、目の前の席で他の男とくんずほぐれつ・・・なんて事もあるわけで、そんな時には女の子もわざと濃厚にいちゃいちゃして見せつけ、ジェラシーさせたくもなるわけだ。
そう、例え別にお気に入りの客じゃなくても、本来自分の物でも無い男でも。

クリーンでもお洒落でも、勿論洗練されてもいないけど、こんな淫靡な風俗はそうそう無いんじゃないだろうか?
ソープが風俗の究極なら、ピンサロは入門編。
入門編でありながら、この類稀なる淫靡さ。

女の子だってワケありであって欲しい。
シングルマザーや家出娘や、どうしようもないヒモ亭主がいたり。
こんな”世間様の風俗のイメージ”を絵に描いたような業種もあってもいいんじゃない?
残念ながら風俗が開けっぴろげになってきてる昨今(いや、それ自体は賛成なんだけど)、こういった淫靡な業種は、もっと明るいキャンパブやヘルス、セクキャバに取って変わられ消滅しつつあるようで。

ピンサロで指名の女の子を変える時のお決まりのリストコール
「○○ちゃん、○番シートからはっするニッコリ~♪」
意味無く明るい なにが”ハッスル”で何が”ニッコリ”何だか良く分からないが、意味不明に湧き立つこのコール

ピンサロよ、郷愁と共に、がんがんハッスルニッコリで行ってくれ!