おはようございます。


「政府備蓄米」出回らないようですね。
今日の博多は曇り後晴れです。
最高気温予報は19度です。


「政府備蓄米」出回らないようですね。
JA全農が大半を落札したこと。JA全農が既存の取引先の卸売業者にしか販売していないこと。政府が卸売業者間の売買を禁止したこと。
一般消費者には期待だけもたせましたが、政府は「備蓄米」を放出しただけで、その後には全く関与も調査もしていないのでしょうね。
なので、どこに流れているのか。どこで停滞しているのかも分かってないのでしょう。
多くは、大手スーパーや大手飲食チェーン、大手加工会社などに流れ、そこで備蓄されているのではないでしょうか。
そう想像するしかありません。もう、最初の入札から一カ月です。
かと思えば、福井や山形では5kg3000円代前半ですでに販売されているとニュースで報じられています。
これらは、全農とは別に、地域のJAが「県産米」の入札をした結果で、全農ではなく、地域のJAに流通させれば、もっと手頃な価格で、もっと早く手元に届いたのでしょう。
全農に集中させてしまったねが「誤り」だったと、今の結果が示しています。
ただ、今更、卸売業者間の取引を許可しても、その分マージンが乗って価額が上がるだけ。
米の価格を下げる効果はあまり期待できないでしょう。
そうしている間に、消費者は「米」に見切りをつけ、シリアルやパン、めん類なで「米」以外に流れ、それに慣れてくれば、「米離れ」は加速するでしょう。簡単には戻らないかも知れません。
そもそも、日本の「米の価格」は、いくら位が適正なのでしょう。稲作農家の皆さんが、天候の病気のリスクもこうりょし、事業、仕事として成り立つためには、「米」は店頭価格いくらが適正なのが。
また、インバウンドの影響や、それに伴う輸出の増加も踏まえ、国内でどれだけ生産され、とれだけ消費されているのか。将来に渡って、計画的に取り組まないと、同じことの繰り返しになり、ひいては農家のコメ離れ、消費者のコメ離れに繋がり、米価は高止まりしたままになるかめ。
計画をしたうえで、「輸入米」の取扱いの見直しめ必要でしょう。
後継者不足や減反政策の影響で有休農地も多いはずです。有休農地を生かして、規模の拡大を図ることも必要でしょう。そのためね法改正や資金援助など、政府、農水省がやらないといけないことはたくさんあるはずです。
今だけの一時的な問題ではないと思います。
では、また。
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