こんばんは。
今日は、午後に急に激しい雨が降り、雷も鳴りました。
強かったのは１時間程度ですが、私達が仕事をしている建屋からお客様の本社の間の未舗装の通路があるのですが、大きな水たまりができて通れなくなってしまいました。
ずっと遠回りしていたのですが、雨がやんで１時間後くらいには水たまりは無くなっていました。
今日の雨など、今、関東地方などで起こっているゲリラ豪雨と比べれば大したことはありません。ただ、気圧の配置、大気が不安定になれば、いつ起こってもおかしくないことです。
気を付けなければ。
【兵庫県議会の覚悟】
昨日、兵庫県の「日本維新の会」の県議が、副知事を通じて、斎藤知事に「知事辞職と”出直し選挙”」を要求する要求書を手渡しました。
大阪府の吉村知事（日本維新の会協同代表）は記者会見で、土曜日に斎藤知事を話をし、辞職を促したことを公表しました。
ただ、これを受けても、その後の斎藤知事は「辞任を否定し、職務を続ける」と発言しています。『辞任要求』を無視しています。
１２日には、自民党会派を含む、日本維新の会会派を除く会派すべてが「知事に辞職要求を行う」予定です。
ただ、兵庫県議会の全会派が「辞任要求」を行ったとしても、知事には何の拘束力もありません。知事は、その要求に応じてもいいし、応じなくてもいい。
間違いなく、斎藤知事は応じないでしょう。
県議会が行えることには、「辞職勧告決議」と「不信任決議」があります。
ただ、「辞職勧告決議」には法的な拘束力はありませんので、現在行っている「知事への辞職要求」となんら変わりはありません。
そうなると、残るは「不信任決議」なのですが。
（辞職勧告決議も同じなのですが）都道府県議会または市町村議会の本会議で、議員数の３分の２以上が出席し、４分の３以上の賛成で成立します。
現状の兵庫県議会では、全会派が「知事に辞職要求」を行っている訳ですから、この数的な要件は満たせると思うのですが。「不信任決議案」が成立した場合の後が問題です。
知事が「不信任決議」を受けて辞任し、知事選が行われればいいのですが。
「不信任決議」を受けて、知事は「議会を解散する」ことができます。
そうなると、議会議員選挙が行われ、当選した議員の半数が賛成すれば、知事を「失職」させることができます。
このままでは、ほぼ辞める気のない斎藤知事を辞めさせるには、もう「不信任決議」しかないのですが。
さて、兵庫県議会の議員に、「不信任決議」を可決し、知事が議会を「解散」し、議会選挙をすることを受け入れられるか、というところです。
今の状況からすれば、「不信任決議」を行えば、間違いなく議会解散、選挙でしょう。選挙にはお金がかかります。また、再選できる自信、可能性がなければ、「できれば解散は避けたい」と思うのが普通でしょう。
そこを、「自己の都合」ではなく、「兵庫県民、兵庫県職員」のために「解散、再選挙も辞さない」と言い切れるか。
斎藤知事も、「百条委員会」や報道などで苦境に立たされていますが、それ以上に苦境に立たされてしまったのが県議会議員です。
もし、「不信任決議案」が議会に提出され、これに「反対」したとなれば、県民がどう思うか。
もし、「不信任決議案」が可決されたら、間違いなく解散・議員選挙でしょう。それを受け入れる「覚悟」があるか。
兵庫県議会議員にとっても「苦境」です。
また、各会派は、近々行われるであろう「衆議院の解散・総選挙」への影響も考えないといけません。
ほぼ毎日の様に、全国に対してニュースが流れています。県議会での対応を誤れば、国政選挙への影響もないとは言えません。
さて、兵庫県議会。どれほどの「覚悟」を見せてくれるのでしょうか。
では、また。
